そもそも胸を小さくしたいと思っている人はどのくらいいるのでしょうか?
引用:POUCHS
小さい胸を大きくする方法について書かれているものは多く見かけますが、大きい胸を小さくする方法はあまり目にすることがありません。ですが、大きい胸に悩んでいる女性の数は、思いのほか多いものです。実は私もその一人。私は体型自体は華奢なのに、胸だけが大きいのが悩みの種でした。
友達からは「贅沢な悩み!」と相手にされないのですが、自分にとっては深刻で、一人でこっそり対策方法を調べたものです。この記事では、私が調べた大きい胸を小さくする方法を紹介します。意外といろんな方法が見つかりますよ!
大きい胸は小さくできる!
小さい胸を大きくすることはできても、大きい胸を小さくすることなんてできるの?と思う人は多いかもしれません。ですが、大きい胸は小さくできます。根本的に胸を小さくする方法もありますし、小さく見えるようにすることもできます。
大きい胸を根本的に小さくするためには時間がかかるので、小さく見えるよう工夫しながらコツコツとがんばることをおすすめします。
胸が大きくなるメカニズムとは?
そもそも、なぜ胸は大きくなるのでしょうか?
引用:肌らぶ
①女性ホルモンの分泌が盛ん
女性ホルモンの「エストロゲン」は、乳腺の発達に大きな影響を与えます。エストロゲンの分泌が多い人は、乳腺が発達して胸が大きくなります。
特に、18歳までの成長期に正しい生活習慣を遅れている女性は、バストの大きい女性が多いといえます。
参照:東京美容外科
②遺伝の影響は3割
胸の大きさは3割が遺伝だといわれています。しかし、遺伝だからといって胸を小さくできないわけではありません。胸は脂肪が9割なので脂肪燃焼をすれば簡単に小さくなるのです。
参照:Rank Best
③ホルモンの異常
ホルモンの分泌が乱れて、分泌量が増えると胸が大きくなります。
胸が大きすぎる、成長が早すぎるという場合はホルモン異常の可能性もあります
参照:Rank Best
大きい胸の人の悩みってどんなもの?
胸が小さい人から見ると、大きい胸に悩みなんて贅沢!と思われがちですが、胸が大きい人の悩みは意外と多くあります。 特に、人によっては胸が大きいせいで痛みを感じたり、不快な気持ちになったりすることもあって深刻です。
①太って見える
胸が大きいと上半身にボリュームが出るため、ぽっちゃりと太って見えます。
大きい胸が目立ちすぎてしまうせいで、胸が小さい女性と比べると太って見えやすいのも、胸を小さくしたい理由のひとつとして挙げられます。特に、腕や足が見えない場合は、その分胸に視線が行ってしまいやすいので、なおさら太っているように見られやすいのです。
参照:オトメスゴレン
②着ることができる服が限られる
細身のシルエットの服や、前ボタンの服、Vネックなどを着ると胸が強調されてしまうので、着ることができません。また、胸以外のサイズはMなのに、胸だけはLでもぴっちり、などということもよくあり、サイズの調整に苦労します。
女性にとって、着たい服を着ることができないのは、結構なストレスになります。
③男性の視線が気になる
街を歩いていたり電車に乗っていたりする時に、胸だけを無遠慮にじろじろ見てくる男性がいることがあり、視線が恥ずかしかったり苦痛を感じたりすることもあります。
④マイナスのイメージを持たれることがある
胸が大きいだけで「軽い女」「頭が悪そう」「色気がありすぎ」「いやらしい」など、マイナスのイメージを持たれ、不愉快な気持ちになることがあります。
⑤可愛いデザインのブラジャーが少ない
大きい胸をすっぽり包むブラジャーは、装飾が少なく見た目も機能性重視!と言った感じがするものが多いです。また、サイズがなかなかなくて探すのに苦労することもあります。
⑥肩こりや頭痛がする
肩や首は胸の脂肪を支えているので、胸が大きいと負担になって肩が凝ります。また、肩こりから来る頭痛に悩むこともあります。人によっては、日常生活に支障が出るほど凝ることもあるんですよ。
⑦走ると痛い
この悩みは、胸の大きい人に取ってかなりつらい悩みです。走ると胸が上下に揺れて振動を感じたり、下着と摩擦を起こして痛みを感じたりします。私も、体育の授業でこのつらさを我慢するのが苦痛でした。そのうえ、上下に揺れている胸に男性の視線が集まっているのがわかってとても嫌な思いをしました。
⑧足下が見えにくく危険
この悩みもかなり深刻なんですよ。胸が大きいと足下が胸に邪魔されてよく見えません。階段を踏み外しやすくなったり転びやすくなったりするので、とても危険です。階段で踏み外したら大けがにつながることもあるので、ヒヤッとします。靴紐がほどけているのに気がつかなかったり、ベルトの穴がよく見えなかったりして不便を感じることもあります。
⑨垂れやすい
若いころはいいですが、年と取ってくると大きい胸は垂れやすいです。授乳で型崩れしやすいのも悩みになります。私は母乳が人の3倍ほど出たので、授乳が終わった時に胸がスカスカになってしまって愕然としました・・・
⑩アンダーバストに汗がたまったりかゆみがあったりする
胸が大きいとアンダーバスト付近が肌に密着してしまうので、汗がたまったりあせもができたりします。痛みも不愉快ですが、かゆみもまた不愉快です。
⑪友達と悩みを共有しにくい
同じ悩みを持つ友達がいる場合はいいのですが、そうでない場合は悩みを理解されず、相談しても「自慢している」「嫌みなの?」などと言われることがあり寂しい気持ちになります。
どうやってバストダウンさせるの?
バストダウンの方法は、大きく分けて「根本的に胸を小さくする方法」と「胸が小さく見えるように工夫する方法」の2つがあります。
根本的に胸を小さくするには?
1.バストダウンクリームを使う
バストダウンクリームは胸の脂肪に作用して脂肪を燃焼させるので、塗るだけで胸を小さくするクリームです。塗るだけなので使い方も簡単。短い期間で効果が実感できます。マッサージしながら使うとより効果的ですよ。
より短期間で根本的に胸を小さくしたい方にはピンポイントで引き締められるクリームがベスト。
参照:LK. Fit
2.マッサージをする
胸はマッサージをすると大きくなることが知られていますが、マッサージで小さくすることもできます。 適切なマッサージをすると、胸の脂肪を燃焼させて胸を小さく見せることができます。また、リンパを流すとむくみが解消され、すっきり見えます。肩こりから来る頭痛の改善効果も期待できますよ。
マッサージは、お風呂上がりに行うと、よりリンパが流れやすくなり効果的です。お金に余裕がある人はエステでお願いしてもいいですね。
胸を上下や左右に小刻みに揺らす
胸を上下や左右に小刻みに揺らすと、脂肪が燃焼されて胸が小さくなります。このマッサージを行う時には、優しく小刻みに揺らすことがポイントです。大きく揺らすとかえって大きくなってしまうので、注意しましょう。
引用:女性の美学
胸の谷間から脇に向けて脂肪を流す
バストを大きくするためには「寄せて上げて」と言いますが、これはその逆。脂肪を流して胸を小さくします。
引用:女性の美学
3.運動をする
有酸素運動や筋トレは、胸を小さくする効果が期待できます。
有酸素運動
ジョギング、ランニング、水泳、自転車をこぐ、などの有酸素運動は、脂肪の燃焼を活発にします。胸が痛くてジョギングやランニングがつらい人は、ウォーキングでも効果は期待できます。ウォーキングを行う時は、正しい姿勢で早目の速度で歩いてください。
注意点は20分続けて行うこと。有酸素運動を行って脂肪の燃焼が活発になるには、20分以上続けて行うことが必要です。水泳はカロリー消費が大きいので、一番効果が期待できます。胸を支えているクーパー靱帯や膝、腰などを痛めないのもメリットです。
バストを小さくする運動として、消費カロリーが高く脂肪燃焼効果ばっちりのランニングと縄跳びもオススメ。
引用:LK. Fit
縄跳びもおすすめの運動。小刻みに胸を揺らすのでより高い効果が期待できます。ただし、揺れすぎは胸が垂れる原因となるので、激しく行うことは避けてください。場所がない場合は、エア縄跳びでもOKです。
ただし、どの運動も、胸が激しく動かないようにスポーツブラを着用してください。
筋トレ
筋トレは、脂肪の燃焼率を高める効果が期待できます。有酸素運動の前にすると、より効果的です。おすすめはスクワット。スクワットは脂肪燃焼率が高いうえに、腹筋などの筋トレよりも手軽に行うことができます。
腕立て伏せなんかきつくでできない!という方には、壁を使ったこんなやり方もありますよ!
- 壁から少し離れて経って、手を肩幅に開いて壁につきます。
- 肘が少し曲がる程度の距離からスタートします。
- そのまま腕立て伏せと同じように、腕を曲げたり伸ばしたりを繰り返します。
引用:女性の美学
日常生活に取り入れる
毎日運動する時間がない、面倒くさい、長続きしない、などの場合は、運動を日常生活に取り入れましょう。とくに簡単にできるのが、階段を使うようにすること。エレベーターをなるべく使わず、階段を上がるように心がけましょう。
参照:Wiki How
4.食事に気をつける
毎日の食事に、胸を小さくする働きがある成分を取り入れ、胸を大きくする成分を控えるとバストダウンに効果が期待できます。
アブラナ科の植物は積極的に
バストダウンに効果があるのが、アブラナ科の植物。アブラナ科の植物は、「インドール」と呼ばれるエストロゲンの分泌を抑える働きがある成分を含んでいます。インドールは熱に弱いので、なるべく生で食べるようにすることをおすすめします。
インドールを含んでいる植物は、以下のものがあります。
- ブロッコリー
- カリフラワー
- 青梗菜
- 大根
- 菜の花
- クレソン
- 水菜
- 小松菜
ただし、アブラナ科でもキャベツは別の栄養素にバストアップ効果があるので、避けた方が良いとされています。
参照:女性の美学
大豆製品は摂取を控える
納豆をはじめとする大豆製品に含まれているイソフラボンは、エストロゲンの分泌を促す働きがあります。
胸を小さくしたい女性からしてみれば、大豆イソフラボンを積極的に摂取してしまうと、胸が小さくするのを邪魔してしまいます。ですから、豆腐や納豆、みそ、豆乳などの大豆製品を頻繁に食べているという女性は、食べる回数や量を減らすようにして下さい
参照:オトメスゴレン
タンパク質も控えめに
鶏肉、マグロの赤身、牛乳、乳製品、などのタンパク質は控えめにしましょう。
タンパク質には筋肉を大きくする効果があり、乳房を支える筋肉が大きくなってしまうのです。
参照:Rank Best
ただし、タンパク質は体に必要な成分で、イソフラボンは健康維持に高い効果がある食品です。摂りすぎないように心がける程度にし、胸を小さくする効果が期待される食べ物を積極的に摂るようにしてくださいね。
5.コーヒーを3杯飲む
スウェーデンの学者Helena Jernstrom(ヘレナ ジャンストーム)教授の研究よると、1日に3杯以上コーヒーを飲む女性は、そうでない女性よりも胸のサイズが小さくなる、という結果が出ています。
300人の女性を対象に調査したところ、1日3杯以上コーヒーを飲む女性は胸のサイズが17%も小さくなるということが分かりました
参照:女性の美学
引用:lulukushel
また、大きな胸の女性ほど、コーヒーを3杯以上飲むと胸が小さくなる可能性が高くなる、という結果や乳がん再発のリスクが低くなる、という結果も出ています。ただし、なぜそうなるのか、という医学的な立証はなされていません。
6.美容整形で小さくする
美容整形外科では、余分な皮膚や乳腺、脂肪組織を取り除く乳房縮小術を行っています。病院によって差がありますが、保険が効かないのでそれなりの費用がかかります。
余分な脂肪や乳腺を除去しながら、バストの整形もしてくれるので、バランスの良い理想のバストを手に入れられます。手術をしても将来授乳することは可能です。
参照:女性の美学
もし、整形外科に行く場合は、前述したようにホルモン異常などの病気の可能性もあるので、まずは医師に相談してから行くようにしてください。
胸が小さく見えるように工夫する方法
大きい胸が実際に小さくならなくても、小さく見えるように工夫する方法もあります。
1.小さく見えるブラジャーをつける
ブラジャーは、フルカップでワイヤーが入っていない、胸を寄せて谷間を押さえるタイプのものを選びましょう。スポーツブラやさらしのような形をしたチェストバインダー、補整下着などがおすすめ。胸全体をカバーするので胸の揺れによる痛みを軽減し、脇から背中もカバーしてくれます。
「フルカップブラジャー」は、カップの面積が広く胸全体を包み込み、胸の広がりや高さをおさえてくれます。「さらしタイプのブラジャー」は、胸に布を巻いて平らに見せる「さらし」のように、面で胸を押さえてボリュームを調整してくれます。
参照:Linkx pink
引用:LK. Fit
2.小さく見せる服を着る
タートルネックや首回りにフリルがついた服、ドレープの入ったセーター・シャツ、胸回りに絞りがついている服は胸が大きく見えるので避けましょう。トップに膨張色は避け、ピンク・イエローなどの暖色よりパープル・ブルーなどの寒色を選びます。縦のストライプも胸を小さく見せる効果があります。
引用:女性の美学
襟ぐりは鎖骨が見える程度に開いているもので、VネックUネック、ハイネックは胸が目立つのでNGです。ストールやアクセサリーで目線をそらすのも効果的。アクセサリーは大きくて短めのものを選びましょう。
生地は伸縮性のない生地が薄いものが胸のラインを強調しません。ブラウスはゆるめのものを選んでください。
出典:女性の美学
バストダウンする時にしてはいけないこと
バストダウンをする時にしてはいけないことは、やりすぎに注意することです。運動のやりすぎはクーパー靱帯を痛めてしまうことがあります。食事は、避けた方が良い、とされている食品を多く摂ってしまうと、逆効果です。
小さいブラジャーを付けることも避けましょう。胸の形が崩れてしまったり苦しくなったりしてしまいます。
また、コーヒーを飲みすぎると体が冷えてしまったり、カフェインを摂りすぎてしまったりします。コーヒーを飲む量は3杯程度に押さえ、シナモンと一緒に摂るとより効果的です。シナモンには脂肪細胞を縮小させたり、体を温めたりする効果があります。
妊娠中・出産中の人は終わるのを待ちましょう
妊娠中や出産後は、赤ちゃんに母乳を与えるために、胸が大きくなります。この場合は、授乳が終わると胸も小さくなります。
妊娠中や産後は授乳に備えて乳腺が発達するので、もともと胸が大きい方は余計に悩むかもしれません。
しかし大事な時期に食事制限や無理な運動で身体に負担を与えるのはNG。
出典:lulukushel
胸がもともと大きいのに、さらに大きくなるので気になりますが、この時期は、ホルモンバランスが乱れやすく体がデリケートになっています。バストダウンは避け、授乳終了後に改めて行ってください。
胸が大きいメリットもある
胸が大きいことには、デメリットだけでなくメリットもあります。男性は一般的に胸が大きいのが好きな人が多いですし、同性からうらやましがられます。また、胸が大きい対比でウエストが細く見えることもメリットです。
コンプレックスである原因を気にする、気にしないも心がけ1つです。
参照:POUCHS
人にうらやましがられることで自信がつきます。こうしてみると、メリットとデメリットは表裏一体であることがわかります。物事をポジティブに捉えることが大切、と言うことなのかもしれませんね。
まとめ
一番大切なのは毎日続けること
胸を小さくするために一番大切なのは、毎日続けること。そのためにはモチベーションを保つことが重要です。友達やトレーナーと一緒にしたり、好きな音楽を聴きながらしたりすると続けやすくなります。また、胸を小さく見せる服を取り入れつつ、紹介したバストダウンの方法を複数組み合わせるとより効果が期待できます。
大きい胸を小さくして快適な毎日を過ごしましょう
毎日コツコツとバストダウン対策をすると、大きい胸を小さくすることができます。また、小さく見せる下着や服を選べば、すぐにでも小さく見せることは可能です。
大きい胸は、小さい胸の人からはうらやましがられますが、着る服を選ぶ、可愛いデザインのブラがない、男の人にじろじろ見られる、など困ることもあります。また、走ると痛い、あせもができやすい、など身体的にもつらいこともあるので、あせらずに続けて小さくし、快適な毎日を過ごしましょう。