胸の大きさで悩んでいる女性は多いのではないでしょうか。そして、「胸を大きくするには、豊胸するしかないのでは?」と諦めている方もいらっしゃることかと思います。
実は豊胸しなくても、日々の努力でバストアップは実現可能なんですよ!この記事では、かつてBカップだった私が、豊胸せずに半年でEカップまでのバストアップに成功した具体的な方法をご紹介します。
育乳を始める前の私
「バストアップするぞ!」と決意する前の私は、ブラジャーすら持っていませんでした。毎日カップ付きのキャミソールで過ごし、夜寝るときはそれすら着けないという、自分のバストに一切の関心がない状態でした。
なぜかというと、バストのサイズは遺伝で決まると思っていたからです。家系的に巨乳になることは絶対にあり得ないと思っていたので、Bカップで成長が止まっても何とも思っていませんでした。
しかし、23歳のとき、はじめてできた彼氏から「俺は巨乳が好き。元カノはEカップだった」と言われ、それまで気にしていなかった胸のサイズが一気にコンプレックスになりました。
元カノに負けたくなかった私は、「死んでもEカップになってやる!!」と、1年かけて全力で胸を大きくすることを決意しました。結果、目標のEカップに到達するまでにかかった期間は半年。そこから1年以上経った現在でも、同じサイズを維持しています。
バストアップのキーポイントは「乳腺」と「脂肪」!
そもそも、同じ女性なのにバストの成長に差が出るのはなぜなのか。まずは胸が大きい人と小さい人の違いを知ることから始めました。
そこでわかったのは、バストの成長に大きく影響するのは「乳腺の発達」だということです。乳腺とは、女性の胸の中にある「母乳を作るための組織」のことで、胸の脂肪はこの乳腺を守るためにつくと言われています。さらに女性の体は、常に乳腺と脂肪の比率を1:9に保とうとするそうです。
つまり、乳腺が発達すれば、勝手にその周りの脂肪が増えるということですね。それを知った私は、乳腺の発達を促すことと、そこにちゃんと脂肪がつくように栄養をとることに重点をおいて努力することにしました。
バストアップの心構え:太ることを恐れない!
胸の膨らみの正体は脂肪です。胸を大きくするということは、そこに脂肪を増やすということなので、バストアップを本気で頑張ると決めた以上、ダイエットという概念は一旦捨てましょう。バストアップの分、体重が増加することを恐れないでくださいね。
方法その1:バストアップに効果的な栄養を意識して取り入れる
さて、ここからは具体的なバストアップ方法をご紹介していきます。まずは、バストアップに効果的な栄養素を効率よく体に取り入れるために、私が意識して摂取していた食品をご紹介します。
豆乳を飲む
バストアップの方法を調べると、必ずと言っていいほど出てくるのが「豆乳を飲む」という方法。豆乳が胸を大きくする効果があるとされている理由は、豆乳に多く含まれている「大豆イソフラボン」です。大豆イソフラボンは「エストロゲン」という女性ホルモンと分子構造が似ているため、同じような働きをすると言われています。
そのエストロゲンには女性らしいボディラインを作る効果があり、バストアップに重要な乳腺の発達にも効果があるのだとか!体の大部分を作るタンパク質もバストアップには欠かせない栄養素です。
さらに、豆乳には体づくりに必要なタンパク質も豊富に含まれているので、これもまたバストアップに効果的な栄養素です。
私は毎朝一杯の豆乳を飲むことを習慣にしていました。
牛乳を飲む
植物性タンパク質だけでなく、動物性タンパク質も胸を大きくするためには必要な栄養素です。そして牛乳の良いところは、脂肪も含まれている点です。
乳腺を発達させ、そこにしっかり脂肪をつけるためには、意識して脂質を摂取する必要があります。私の場合は朝に豆乳を飲んでいたので、牛乳は夜に飲んでいました。
クルミを食べる
バストアップに効果のある栄養素に、「ボロン」というミネラルがあります。よくバストアップに関して調べると「キャベツを食べる」という方法が出てきますが、その理由はキャベツにボロンが多く含まれているからです。
どうせなら脂質も同時に取り入れたかった私は、同じようにボロンが多く含まれていて良質な脂質も豊富なクルミに目をつけ、塩や砂糖は何もついていない素焼きのクルミを10粒ほど毎日のおやつにしていました。
方法その2:バストアップに効果的なエクササイズを習慣化する
体づくりには、運動も欠かせません。私が毎晩の習慣にしていた運動をご紹介します。
肩回し
胸を大きくするためには、バストアップに効果的な栄養を摂取して、さらにその栄養が胸までしっかり届かなければいけません。栄養を胸まで届けるのに必要なのが「血流を良くすること」。栄養は血流に乗って届くからです。
そこで、胸周りや肩甲骨の血流を良くするために、1日100回は肩回しするようにしていました。腕を伸ばした状態でも、手を肩に添えた状態でも大丈夫なので、前後それぞれ50回ずつ回します。肩甲骨が動いているのを感じながら行なうと効果的ですよ。
腹斜筋トレーニング
これはバストの脂肪を増やすのではなく、アンダーサイズを減らしてカップ数を上げるために実践していました。カップ数はトップとアンダーの差で決まるものなので、トップを増やすと同時にアンダーを減らせば、さらに効率よくカップ数を上げることができます。
肋骨が開いているとアンダーのサイズが大きくなってしまうので、肋骨を正しい位置まで引き締めるために腹斜筋を鍛えました。5kgのダンベルを片手に持ち、持っていない側に体をゆっくり倒して戻す、という方法で左右50回ずつ行っていました。
方法その3:バストの脂肪を固定するブラを着ける
バストアップのために新しくブラを買い揃えました。その際に意識したブラを選ぶ基準をご紹介します。
体に合ったブラジャーを着ける
胸にあるべき脂肪を胸にとどまらせるため、自分の体に合ったブラを買いました。それまで「楽だから」という理由でカップ付きのキャミソールを着ていたので、本来胸にあるはずの脂肪が、背中や二の腕に流れてしまっていたのです。
それを再び胸に固定するため、ワイヤー付きなのはもちろん、脇の部分が高い設計のブラを選び、脇肉をバストに固定するようにしました。さらに、サイズが大きくなるたびにブラのサイズも新しく購入して、せっかく成長したバストを潰さないように気をつけていました。
ナイトブラをして寝る
昼間はワイヤー付きの脇が高いブラを着用し、夜はノンワイヤーのナイトブラを着けて寝るようにしました。昼間はワイヤー入りのブラで脂肪をバストに定着させ、夜はソフトなナイトブラで血流の邪魔をせず、形崩れを防ぐ…というイメージです。
方法その4:マッサージで乳腺の発達を促す
最後にご紹介するのは、私が毎晩行なっていたマッサージです。私は滑りをよくするためにベビーオイルを使っていましたが、ボディソープでも代用可能です。体を洗うついでにできるので、習慣にしやすいですよ。
リンパマッサージ
脇のリンパの流れが良くなると、乳腺の新陳代謝が促進されてバストアップに効果があると聞き、毎晩お風呂でマッサージしていました。ベビーオイルを塗って滑りをよくしてから脇の下を揉みほぐし、ついでに背中や二の腕の脂肪を胸に移動させるイメージで流すのを左右30回ずつ行なっていました。
ツボ押し
リンパマッサージの後に、バストアップに効くツボ押しも行なっていました。脇から下へ向かい、乳首から外側へ向かったところで交差する部分あたりに、乳腺を発達させる天渓というツボがあります。
結構痛いのですが、そこをグリグリと指の第2関節を使って刺激していました。
まとめ:日々の努力でバストアップは実現できる!
ここまで、BカップからEカップになった私が実際に行なってきたバストアップ方法をご紹介しました。いかがでしたか?胸を大きくするためには、「○○さえやればいい」というものはありません。あらゆる面からバストに成長を働きかける必要があります。