【1度切れたら復活しない】クーパー靭帯とは?

胸を綺麗に保ってくれる大事な役割をしているクーパー靭帯をご存じですか?実はこのクーパー靭帯、とってもデリケートなものなのです!

私はそんなことはつゆ知らず、胸が発達する10代から20代の大事な時期を、なんのケアをせずに過ごしてきました。さらに妊娠・出産を経て今に至るのですが…気づけば、取り返しのつかないことに! 

今回は、私の実体験を交えながら、クーパー靭帯の大切さを皆さんにお伝えしていきますね。 

目次

クーパー靭帯とは?胸の構造と靭帯の役割

クーパー靱帯の役割は、バストを支えることです。バストの構造はろっ骨を覆う形で大胸筋が広がり、その上に乳腺や脂肪組織や皮膚といった要素で構成される乳房があります。

参照:東京美容外科

 

クーパー靭帯が切れたら?治す方法は?

クーパー靭帯は、切れたり傷んだりすると、元に戻ることはありません思春期の胸の発達や、授乳、体重の増加によるバストアップなどにより胸が大きくなると、クーパー靭帯が引き延ばされます。 

例えばダイエットや卒乳で胸が小さくなると、クーパー靭帯は縮むことはなく、そのまま延びた状態になってしまいます。そのため、胸の下垂や脇へ流れる原因になってしまうのです。 

実際に私も、妊娠・出産を経験しました。授乳期は胸が痛いほど張り、人生史上最も大きかったのですが、卒乳後は風船のようにしぼみ、バストトップは下がり、ハリがない状態になってしまいました。

参考記事:【クーパー靭帯の疑問】切れた時の判断方法は?復活方法はある?

クーパー靭帯が伸びる原因とは?対策を解説!

急激な体型の変化などにより、クーパー靭帯への負荷が増えることが、靭帯を傷つけることになります。他にもどのような原因があるのか、説明していきますね。 

胸の揺れによってクーパー靭帯が傷つく

クーパー靭帯は、バストを支える組織ですが、伸び縮みするものでありません。

このクーパー靱帯が伸びる原因を作っているのがバストの揺れや動きです。特に運動による揺れや動きは激しく、バストを支えるクーパー靭帯が引っ張られ伸びてしまう原因になるのです。

参考記事:運動中のバストの揺れは下垂の原因に!スポーツブラはバストメイクに必須

私は、胸が膨らみ始めた10代後半に、激しくスポーツに打ち込んでいました。当時は、スポーツブラの存在を知らず、普通のブラジャーで練習をしていました。

20代になり運動をやめ、体重が増えたことにより胸が大きくなりましたが、なぜかバストトップは低い状態。おそらく、この時すでにクーパー靭帯が切れてしまっていたのだと思います。「あの時、スポーツブラをつけていれば」と悔やまれる日々です。 

また、他にも、寝ているときの胸が横に流れてしまうことや、ノーブラで過ごすこと、合っていないブラジャーで過ごすことも、胸が動いてしまったり、揺れる原因になります。クーパー靭帯を守るために、ナイトブラをつけたり、自分にあったブラジャーをつけるようにしましょう。 

合わせて読みたい:ナイトブラの効果とは?バストアップ効果の真相を解説

猫背でクーパー靭帯が傷つく!?

スマホやパソコンの使用時に、思わず猫背になっている方いませんか?猫背のような悪い姿勢は、クーパー靭帯にとってよくありません。 

猫背や前かがみの姿勢になると、バストトップが下がり、大胸筋で支えることができない状態になってしまいます。大胸筋による支えがない状態では、より負荷がかかり傷つきやすくなってしまいます。 

姿勢を修正することだけでも、クーパー靭帯を守ることになります。今からでも姿勢を正してみてはどうでしょうか? 

胸を支える筋力の低下

大胸筋は胸を支えている筋肉ですが、大胸筋が衰えると支える力が弱くなり、クーパー靭帯への負荷が高くなります。また、背筋の筋力低下は、猫背の原因になり、クーパー靭帯への負荷をかけることになり、靭帯が傷つく原因になります。

バストアップトレーニングを行い、胸を支える力をキープしましょう!トレーニング方法をご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。

クーパー靭帯が切れても胸を美しく見せる方法

私のクーパー靭帯は、10代の激しい運動と、20代の胸のふくらみ、30代の妊娠・出産で、かなり伸びて切れている状態だと思います。しかし、そんな私でも対策を行うと、胸を綺麗に見せることができています!

まず、自分に合ったブラジャーを正しくつけることです。私は、産前産後でバストサイズを比較すると、アンダーは5㎝以上大きくなっており、ブラのサイズは産前D65→産後E70に変化していました。サイズを測定してもらい、自分にあったブラジャーをつけることで、上向きバストのお胸を手に入れることができました! 

もちろん、脇に流れた胸をしっかりとカップに収めることが大切です。正しいブラジャーのつけ方も覚えておくといいと思います!以下に正しい付け方を紹介しているサイトがありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

参考記事:ブラの正しい着用方法をマスターしよう

もうひとつ実践しているのは、バストアップトレーニングです。バストが下がり胸の上部が削げていたのですが、初めて1週間で、胸の上部が少しふっくらとしてきました!まだバストトップの位置は変わりませんが、ハリがある胸に戻ってきた気がしています! 

実践しているトレーニングは前項でご紹介したトレーニングです。ぜひ、やってみる価値はあるかと思います!

まとめ:クーパー靭帯は切れたら元に戻らない…予防が大切です

クーパー靭帯は、伸びたり切れたりしたら、元に戻ることはありません。 

そのため、シーンに合ったブラジャーをつけたり、良い姿勢を心掛けるなど、クーパー靭帯への負担を減らし、損傷を予防していくことが重要です。そうすることで、クーパー靭帯を守ることに繋がり、綺麗なバストを維持することができます。私の手遅れ談を読んでいただき、少しでも世の中の女性がきれいなバストを守れることを願っています!

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この記事を書いた人

智子のアバター 智子 ボディケア専門ライター

ボディケア用品会社の製品開発勤務。ボディケア系のライターとして活動。化粧品検定1級。
自身もバストの大きさと形に悩み、様々な商品を試してきた。
豊富な知識と実体験を元にキューティースタイル編集部として活動中。

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