女性の胸はとってもデリケートです。成長期には大きく膨らみますが、ストレスで痩せると胸までボリュームダウンしてしまいます。
さらに間違ったバストケアを行うと、形が崩れてしまい、下垂することも!最近は様々なバストケアがありますが、中には「揺らす」という方法もあるんだとか!
女性にとってバストは豊かさの象徴です。本当に揺らすだけで大きくなるのでしょうか?
バストは揺らしていいの?
様々なバストアップやケアの方法を調べると、「胸を揺らす」だったり、「胸を揺らすと小さくなる」といった真逆なことが出ています。一体どっちなの!!と思いますよね。
結論から言うと、答えはどちらもあり得ます!では一体どういうことなのでしょうか?
リンパをほぐし、そして筋肉と一緒に固まってしまった乳腺や脂肪の組織をはがしてあげることでバストアップができるのです。
参照:ラブコスメ
そこで、今回は「揺らす」と胸がどうなるのか検証していきます。
バストの構造について
まず、バストの構造について見ていきます。バストには様々な組織が構成され、形を維持しています。
- 大胸筋
- クーパー靭帯
- 乳腺
- 脂肪
- 乳管軍
- 乳頭
- 皮膚
この様々な器官がお互いを支え合い、豊かなバストが形成されます。大胸筋がしっかりしていないと、脂肪組織や乳腺を支えられません。バストの形が崩れる原因になりますので、土台をしっかりと作ることが大事です。
さらに、クーパー靭帯は切れると修復できないので、間違った方法は大きくなるどころか下垂や小さくなってしまうのです。
バストが揺れて痛い
バストが豊かな方は特に、走ると揺れて大変だという声があります。女性は特に動くとバストが揺れますので、邪魔だな~と思った経験もあるでしょう。この激しい動きがバストにはとってもNGなことなんです!
さきほどもお伝えしたように、走ることや運動で胸が激しく揺れるとクーパー靭帯は損傷してしまいます。しかも、一度伸びたり切れたりしたクーパー靭帯は、もとに戻ることはありません。その場合、少しでも損傷しないようにどうすればよいのでしょうか。
マラソン選手のバストについて
実は筆者はとても気になっていたことがあります。それは、長距離選手の体形についてです。みなさん、とってもスリムですよね。
あんなに走ると、バストも揺れるので、やっぱり揺れるとバストは小さくなってしまうのかな…と、思ってしまいますが、実際はどうなのでしょうか。
実は、走ることは「有酸素運動」です。この「有酸素運動」を行うことで、体の脂肪は燃焼されるのですが、大事なバストの脂肪も同じように燃焼してしまいます。
走ることでバストは揺れますので、胸の脂肪は刺激され、温まることで代謝が良くなり脂肪は燃焼しやすくなります。体がスリムになるのは嬉しいですが、豊かさの象徴まで失うのは辛いですよね!
では、どうしたらバストを守れるのでしょうか?
まずはバストを正しく固定をすることです。アスリートはバストが邪魔にならないよう、競技中はバストをしっかり固定するスポーツブラを着用します。アスリートじゃなくても、バストを固定する方法はあります。普段使用するブラジャーも、自分の体に合ったものを使用することで、形を守ることができます。
リラックスする場合もバストが横に流れないように、ナイトブラを着用するという方法もおすすめの方法ですよ。ただ揺らして小さくなるということではなく、激しく揺れることで脂肪が燃焼しやすくなるということがわかりました。
バストも土台が大事!猫背はバストアップの天敵
私は猫背気味です。どうしても胸をはることが苦手です。いつの間にか猫背になってしまいます。子供の頃は親から「猫背!」と毎回怒られていました。
結果、慢性な肩こりになってしまいました。肩が凝ると血流が悪くなってしまい、胸に溜まった老廃物がリンパを通して排出されず、代謝が悪いことで体が冷え、むくみの原因になってしまいます。
さらに、あまり腕や肩周りを動かさないと、筋肉が固まり、本来の柔軟性がなくなってしまいます。猫背でバストの土台である大胸筋も委縮すると、土台がゆがんでしまい、形もゆがんでしまうんです。
その結果、私はバストが垂れてしまいました!まさにバストは家と同じです。土台がしっかりしていないと、立派な家は建ちません。そこで以下の点を気を付けました。
- 姿勢を考える(頭の上から糸でつるされたようなイメージを心掛ける)
- 肩回りをストレッチ(血行が良くなり、筋肉を温めてしなやかにしてくれる)
- バストマッサージ(バストのケアをすることで、形を整える)
- 筋トレする(大胸筋を鍛える)
バストを立派に育てるために、毎日大胸筋をしっかり育てることも心がけました。おかげで、少しずつバスト周りの悩みは軽減されました。
揺らすよりマッサージが効果大
バストを大きくしたいなら、揺らすよりも大事なのはマッサージです。血流を良くし、バストにハリと艶をもたらすことが何より大事です。
バストをマッサージすることで、脇に流れてしまった脂肪を戻すことができます。毎日マッサージをすることで、形をしっかりと作ることができます。さらに、温まった手でマッサージすることで血行も良くなります。
バストは「ふっくら」と、そして「もっちり」とさせたいですよね!その為には水分(血液)もしっかり必要ですし、バストに必要な栄養も摂取することが大事になってきます。
大きくしたいなら食事も変える
バストには様々な栄養が必要です。
- ビタミンE(女性ホルモンの分泌を調整する・血行を促進)
- 葉酸(新陳代謝、造血効果、自律神経の調整)
- タンパク質(組織や筋肉を作り、クーパー靭帯といったコラーゲン組織を作ります)
- イソフラボン(女性ホルモンを促進)
他にも鉄や亜鉛などが役割を果たします。もちろんこれだけ食べればOKというわけではありません。バランスよく栄養のある食事が、豊かなバストを作りますよ。
私自身、日々の食事でも良質なタンパク質を効率的に摂るように心がけました。毎日鶏肉は飽きちゃうので、豆乳や豆腐、おからなど、植物性のタンパク質を積極的に取り入れました。
イソフラボンも採れるし、美容にも健康にも効果的です。お腹も満たされるし、一石二鳥ですよね!
まとめ:バストを揺らすときは優しく、揺らしすぎは禁物!
バストにはクーパー靭帯があり、揺らすことで損傷しやすくなります。
- バストはしっかり固定し、クーパー靭帯を守る。
- 筋肉を鍛え、育てる。
- バストは必要以上に揺らさない
揺らすにも、逆にNGなことがあります。痛みを伴うものや、激しいものはバストにとって良くないのでやめましょう。
運動する場合は特に、しっかり固定して脂肪が逃げないようにケアしましょうね!そしてリラックスする場合も油断せず、ナイトブラでしっかり守ってあげましょう。