産後だってバストアップは可能!卒乳後に胸がしぼんでしまう原因と3つの対策

「卒乳したら、胸がしぼんでなくなった・・」「妊娠前より小さくなった・・」とよく聞きます。母でいても、いつまでも女らしくいたいのは当然のことです。

その中で胸がしぼんでいくのは、とても悲しいですよね。何もケアをしないでそのままでいると、胸はしぼみ垂れていく一方です。

今回はなぜ卒乳すると胸がしぼむのか、産後でもバストアップは可能なのか紹介していきます。産前の胸に戻れるのか検証していきますので是非参考にしてくださいね!

目次

卒乳後に胸がしぼむのはなぜ?バストアップはできる?

妊娠中や授乳期には、胸が大きくなりブラジャーを買い替えた方、卒乳後には徐々に胸がしぼんでいく・・と悩みをもつお母さんも多くいらっしゃるでしょう。もちろん私もその1人です。

しぼんでしまった胸をバストアップすることは可能なのか気になりますよね。妊娠中や授乳期の大きい胸を保つことは難しいですが、一度しぼんだ胸をサイズアップすることは可能です。そのまま放置して諦めるよりも、しっかり原因と対策を抑えてケアしていきましょう。

妊娠中に胸が大きくなるのはなぜ?

妊娠すると、女性ホルモンの影響で胸が大きくなります。後期になると産前に使用していたブラジャーは小さく感じる人も多くいるでしょう。

これは妊娠すると、乳腺が発達し胸に様々な変化がでてきます。卵胞のホルモンであるエストロゲンと黄体ホルモンであるプロゲステロンという2つの女性モルモンの影響で胸が大きくなると言われています。

他にも乳輪の色が変わり、大きくなる人もいます。 

卒乳後に胸がしぼむ原因3つ

一般的に子どもが徐々に自ら授乳を断ち、欲しがらなくなったことを卒乳といいます。一方で様々な理由で母親から断つことを断乳と言われており、のちに胸がしぼんでいってしまう方がほとんどです。

私は卒乳を10か月で経験し、その後胸が小さくなっていきました。どうして授乳期を終えると、張りのあった大きな胸がしぼんでいくのか原因をご紹介していきますね。

参考記事:産後・卒乳後にしぼんだ胸はバストアップできる!成功に導く6つの対策を紹介

乳腺機能

妊娠や出産で赤ちゃんに母乳を与えるため乳腺機能が活発になり、成長させるために胸が張り大きくなります。体質もあるので、全く張らずに母乳がでない人もいますが珍しいことではありません。

乳腺は徐々に産後6か月頃から、母乳を作るのを抑制するので乳腺機能も低下していきます。産後すぐは赤ちゃんも授乳の回数が多かったことから乳腺機能も活発なので、少し時間が空くとすぐに張ってしまいます。

膨らんだ状態の胸は、赤ちゃんが吸うことによって一時的にしぼみます。しぼんでは戻ってを繰り返すうちに、皮膚も合わせて伸び縮みすることで、胸がしぼみやすくなります。

参照:東京美容外科

乳腺は赤ちゃんが吸うことでも発達していきます。生後5.6か月頃から離乳食が始まり、頻回授乳や長い間吸っているということもなくなってきますよね。

そのことから乳腺機能が低下し、張ることがなくなりしぼんでいきます。

姿勢

赤ちゃんに母乳をあげているとき、赤ちゃんに引っ張られているので姿勢は前かがみなってしまいます。おむつを替え、あやしている時などお世話をしている時はほとんど前かがみです。

赤ちゃん中心の生活になるので、姿勢が前かがみになるのは自然なことで悪いことではありません。それに腰が痛くなるというお母さんも多いはずです。

姿勢が悪くなり前かがみであると、リンパや血液の流れが悪くなり本来バストに送られるはずの栄養が届きにくくなります。その結果、胸の血液の流れが悪くなり栄養が届かなくなることで、ハリがなくなりしぼんでいきます。

ホルモンの影響

妊娠・出産で母親は女性ホルモンが急激に増加していきます。特に産後は「プロラクチン」という、女性ホルモンが増加し乳腺が活発となり母乳作用を手助けしてくれます。

このプロラクチンは、母性がでるので妊活にも重要なホルモンと言われており妊娠にはとても重要なホルモンです。離乳が近づくと、乳腺機能とともに女性ホルモンも低下していきます。それに伴い、胸がしぼみ垂れていく原因となります。

更にクーパーじん帯という、バストを上向きに支えてくれる組織が短期間で大きくなったバストを支えるので急激に伸びていきます。この伸びてしまったクーパーじん帯は、縮むことができないので支えられなくなり損傷ししぼみや垂れの原因となります。

合わせて読みたい:【1度切れたら復活しない】クーパー靭帯とは?

卒乳後に胸がしぼまないためにできること3つ!

授乳期を終えた時にしぼんでしまったバストを、どのように対策していけばいいのでしょうか?

マッサージ

マッサージを行うことで、乳腺が活発になり女性ホルモンも分泌されるのでバストアップに繋がると言われています。血行も良くなりサイズアップや垂れるのを防ぐことにもなるようです。

しかし、産後の張っている胸を刺激すると逆効果なので気をつけましょう。また、適当に刺激するだけでは、クーパーじん帯を傷つけてしまう可能性も大きいので気を付けてください。

お風呂上りの血行の良い時にマッサージを行うと効果が期待できます。摩擦で傷つけないようにもクリームやオイルを使用して、胸周りを優しく老廃物を流すようにマッサージしてください。

更にエクササイズ等で大胸筋を鍛えると、バストアップに効果が期待できます。背中や胸筋などの胸を支える部分を鍛えてあげると、美乳に繋がりますので是非試してみてください。

合わせて読みたい:【検証】バストアップクリームの効果と使い方!おすすめのマッサージも紹介!

食事

マッサージやエクササイズで外側からバストをケアしてあげ、次は食事で内側から綺麗にしていきましょう。バストアップに効果が期待できる栄養素は、女性ホルモンのエストロゲンを活性化させる『イソフラボン』が良いとされています。

イソフラボンは、大豆など味噌・豆乳・豆腐・きな粉などが代表的ですね。イソフラボンはバストアップ以外にも、生活習慣予防・美肌効果・自律神経を整える力などがあります。

エストロゲンには、ナッツ類・カツオ・サンマ・アジ・オリーブオイルなどが効果的だと言われています。食事以外にもサプリで補うのも良いでしょう。

合わせて読みたい:バストアップサプリってどんなもの?役割や成分をご紹介します

もちろん食事だけで、バストアップに繋がるということではありません。これらをしっかりと摂取していると、女性らしいからだになり更年期障害の助けにもなります。

バストアップ効果も期待できますが、しっかりとしたバランスの良い食事は精神の安定にも繋がり、綺麗なお肌を保つことにも効果的です。

3食バランスの良い食事にプラスして、大豆やナッツ類を意識して摂取すると良いでしょう。

下着

バストで一番大切なのは、直接触れているブラジャーです。妊娠中や授乳期には、専用のブラジャーを使用していた人がほとんどではないでしょうか?

身体に負担もなく赤ちゃんに母乳もあげやすいことから、良いとされておりとても楽です。しかし、授乳も終わり、時期をみてプロにサイズを測ってもらい新たなブラジャーの購入を考えましょう。

産前とは胸の形やサイズも変わっています。サイズの違う下着を使用することは、胸に大きな負担を与え良いことはありません。

ブラジャーは、胸を余すことなくしっかりとブラジャー内に収め、ずれていないことを確認し正しく使用しましょう。寄せて上げることを考えきつくしすぎると、リンパの流れが悪くなり胸に栄養が届きにくくなります。

自分に合うサイズを把握して、緩すぎずきつすぎない下着を使用しましょう。更に、産後に最適な『ナイトブラ』を使用するのも良いですね。

ナイトブラはバストのサイズアップだけではなく、形も整えてくれ垂れにも対策してくれます。私は産後に、日中に授乳ブラを使用し夜はナイトブラを使用して過ごしていました。背中のお肉もスッキリとして、簡単に綺麗な形に整えることができるのでナイトブラはおすすめです。

合わせて読みたい:妊娠中・産後はナイトブラがおすすめ!正しい選び方と人気のナイトブラをご紹介します

 まとめ:卒乳後だってバストアップはできる!

今回は卒乳後のバストダウン対策について紹介していきました。

私は授乳期から母乳が出るよう食事には気を付けていたので、マッサージとナイトブラが効果絶大でした。2人産んで女性らしくない胸になったものの、諦めずにケアすることでサイズアップにも繋がったと考えられます。

是非皆さんもお試しくださいね!

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この記事を書いた人

智子のアバター 智子 ボディケア専門ライター

ボディケア用品会社の製品開発勤務。ボディケア系のライターとして活動。化粧品検定1級。
自身もバストの大きさと形に悩み、様々な商品を試してきた。
豊富な知識と実体験を元にキューティースタイル編集部として活動中。

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