胸がしぼむ、ハリがない?バストが痩せる原因と対策を伝授!

胸がしぼんだ気がする……

バストのハリがなくなって、老けた気が……

ふと気付いたら自分の胸が以前よりしぼんでいた、という経験はありませんか?

私も以前、忙しい日々の中でふと鏡を見たら、胸の元気がなくなっていてショックを受けたことがあります。

女性にとって、胸がしぼんだり、ハリがなくなったりするのは深刻な問題ですよね。そこで今回は、胸がしぼんでしまう原因について解説します。

胸のハリを取り戻すのに効果的な方法もあわせて紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

胸がしぼんでしまう原因は?

胸がしぼむ原因は、主に下記の4点です。

  • クーパー靭帯へのダメージ
  • 産後や授乳後
  • ホルモンバランスの変化
  • 大胸筋の衰え

クーパー靭帯へのダメージ

バストを構成する「クーパー靭帯」がゆるんだり、切れたりすると、バストのボリュームダウンを招きます。

バストは脂肪と乳腺でできていて、クーパー靭帯と大胸筋に支えられています。胸は重力によって下に引っ張られますが、クーパー靭帯のはたらきによって、胸の形が保たれるのです。

ところが、クーパー靭帯は、年齢とともに伸びやすくなってしまいます。また、激しい運動によって、クーパー靭帯が切れてしまうことも!

一度伸びたり切れたりしたクーパー靭帯は、元の状態には戻りません。ですので、クーパー靭帯がダメージを受けにくいよう、日常的にバストケアをする必要があります。

合わせて読みたい:【1度切れたら復活しない】クーパー靭帯とは?

産後や授乳後

妊娠すると、ホルモンバランスの関係でバストは大きくなります。基本的に妊娠時のバストアップは一時的なもの。産後や授乳後にはサイズダウンします。

元に戻るのならよいのですが、妊娠前よりも胸が垂れ、しぼむことが多いのです。

一時のバストアップによってクーパー靭帯が強く引っ張られ、伸び切ってしまう恐れがあります。クーパー靭帯がバストの形を保つはたらきを果たせなくなり、バストが重力に逆らえず、垂れてしまいます。

加えて、胸の皮膚も一度伸びたため、胸の中の脂肪に対して皮膚にゆとりができてしまい、ハリも失われやすいです。

合わせて読みたい:産後だってバストアップは可能!卒乳後に胸がしぼんでしまう原因と3つの対策

ホルモンバランスの変化

女性ホルモンのエストロゲンは、女性らしい、丸みをおびた体づくりをサポートします。ですが、加齢とともにエストロゲンの分泌は減るため、美しいバストを保ち続けるのは困難に。

なお、ホルモンバランスが崩れる原因は加齢だけではありません。食生活の乱れや不健康な生活習慣が続いてしまうと、脳や自律神経の機能は低下し、女性ホルモンが分泌されにくくなります。

参考記事:女性ホルモンによる体形の変化

大胸筋の衰え

忙しい日々を過ごしていると、運動する機会は減りがちです。運動不足によって、体の筋肉は衰えます。特に、バストを支える大胸筋が役割を果たせなくなると、胸は垂れてしまいます。

悪い姿勢を続けるのもよくありません。猫背は大胸筋が衰える原因になるため、長時間背中を丸めて過ごす習慣があると、バストにも悪影響が及びます。

胸のハリを取り戻すために

加齢や出産経験によって、どうしても胸はしぼんでしまうもの。ですが、バストケアを日常的に行えば、改善が期待できます!ここからは、胸のしぼみを防ぎ、ハリを取り戻すために効果的な方法を紹介します。

具体的な方法は以下の5つです。

  • 運動を取り入れる
  • 食生活の見直し
  • ブラジャーのチェック
  • 姿勢の改善
  • 睡眠をしっかり取る

しぼんだ胸に!運動でボディメイク

胸を支える大胸筋を鍛えれば、胸の土台が安定し、バストが持ち上げられてバストアップする可能性があります!また、大胸筋内側を鍛えれば、バストを寄せる効果が期待できますよ。

とはいえ、日常的に運動する習慣がない場合、いきなり無理な運動をするとケガにつながりやすいです。まずは自分の体力に合わせつつ、継続しやすい運動を探してみましょう。

運動方法を探すのにオススメなのはYouTube動画です。最近は家で手軽にエクササイズできる動画が豊富で、女性向けのバストアップエクササイズも数多く配信されています。

短時間でできる運動や、負担の軽いエクササイズ、ヨガを取り入れたストレッチ系の動画など、さまざまな種類があります。自分の好みに合わせてチョイスし、日課として継続するのを目指しましょう。

参考までに、私が最近行っているエクササイズ動画を紹介しますね。

Marina Takewakiさんの動画です。4分半の短時間で、座ったままできるので、家事がひと段落した直後に取り入れています。

合わせて読みたい:バストアップには筋トレが必要不可欠!簡単で効果的なトレーニング方法を紹介

食生活を見直してバスト痩せ対策

女性ホルモンの分泌を促すためには、健康的な食生活を意識するのが大切です。栄養バランスを整え、3食しっかり食べましょう。

食品添加物が多く入ったインスタント食品やファストフードに頼りすぎると、体内のミネラルのはたらきが低下し、ホルモンの分泌に悪影響です。また、外食が多くなってしまうと、脂質や塩分をとり過ぎてしまう可能性があります。

バスト痩せ対策、さらには体の健康のためにも、できるだけインスタント商品や外食を減らすようにしましょう。また、女性ホルモンのエストロゲンと似たはたらきがあるとされる、大豆イソフラボンの含まれた食品を毎日取り入れるのがオススメです。

大豆イソフラボンを摂ると、乳腺の発達や、ハリを失った肌への改善効果が期待できます。過剰摂取は逆効果と言われていますので、サプリメントの頼りすぎには気を付けましょう。大豆製品を食べる習慣のない人は、納豆を1日1パック食べてみてはいかがでしょうか?

合わせて読みたい:知らないと損!2サイズバストアップした私が教える必須の栄養素4つ

胸のしぼみ予防に!ブラジャーの確認

バストが重力で垂れるのを防ぐには、ブラジャーの力が欠かせません。クーパー靭帯は伸びてしまうと元には戻りませんが、何もせずに放っておけば、胸はいっそう垂れていき、しぼむ一方です。

今使っているブラジャーについて、まずはサイズが合っているかチェックしましょう。本来のバストサイズではないブラジャーをつけていると、バストの形が崩れる可能性があります。肩ひもの長さが合っているかも確認を。

また、ブラジャーの買い替えも検討しましょう。ブラジャーはそれなりのお値段がするので、つい長期間使ってしまいますよね。ですが、よれよれのブラジャーではバストを守る効果が半減してしまいます。

特に、ブラジャーの脇から背中にかけてのゴムは伸びやすいので、緩いと感じたら買い替えるのがオススメです。

就寝時にはブラジャーを付けない人もいるとは思いますが、ノーブラだと胸が流れやすくなってしまいます。締め付けの少ないノンワイヤーブラジャーをつけてみるのはいかがでしょうか。

姿勢改善!しぼむ胸に効果アリ

猫背を気にする人は多いですよね。実は私も、猫背の改善を意識しています。猫背で肩が丸まっていると、バストトップは下を向いてしまい、胸がいっそう垂れてしまうのです。

反対に、背を伸ばし、肩をぴんと張ると、胸が上を向いてくれます。私は家事やデスクワークの際に、どうしても猫背になりがちなので、姿勢のチェックを習慣化しました。

また、姿勢が悪いと血の巡りが悪くなります。血液は体中に栄養を運ぶ役割があり、血行不良になると胸に栄養が行き渡らなくなってしまいます。

疲れていると、ついつい楽な姿勢を取ってしまいたくなりますよね。ですが、バストの改善と健康のために、猫背をなおすよう心掛けてみるのはいかがでしょうか?

参考記事:姿勢を正すことで美しくバストアップ

睡眠不足改善でホルモンバランスを整えよう

睡眠不足が続くと、ホルモンバランスが崩れ、体のあちこちに影響が出ます。もちろん、バストにも悪影響が。

美しいバストのためには、女性ホルモンが分泌されやすい環境を作るのが大切です。睡眠時間をしっかり取ることで、脳や神経が女性ホルモン分泌の指令を出しやすくなります。

女性の体にとって、睡眠の質と量は体の様々な箇所に大きく影響します。それは女性ホルモンも同様で、睡眠の質と量は女性ホルモンの分泌量に大きく影響します。なぜなら、女性ホルモンが1日の中でもっとも分泌される時間帯は、夜の睡眠時間だから。特に22時から2時の時間帯が、もっとも女性ホルモンが分泌される時間帯です。

参照:東京美容外科

理想は朝と夜、決まった時間に起床して就寝すること。休みの日はゆっくり寝たくなりますが、質のよい睡眠を目指すには、同じ時間に起床・就寝して体に睡眠リズムを覚えさせるのが効果的です。

まとめ:できることからはじめよう!バストケアで美しい胸へ

胸がしぼむ原因は、クーパー靭帯のダメージや、授乳後のしぼみ、ホルモンバランスの変化、大胸筋の衰えなどが考えられます。

バストのしぼみを防ぎ、ハリのあるバストを目指すために、食生活・睡眠時間の見直しや大胸筋の筋トレ、ブラジャーの確認、猫背の改善など、さまざまな面からアプローチしましょう。

「もう胸がしぼんでしまって、手遅れかも……」と悲観して諦めてしまうと、胸はいっそう垂れてしぼんでしまいます。

いきなりすべての改善方法を取り入れようとすると、体や心に負担が掛かってしまいますので、まずは1つずつでもチャレンジしてみませんか?

できることから少しずつ、無理のない範囲でバストケアを行っていきましょう!

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この記事を書いた人

智子のアバター 智子 ボディケア専門ライター

ボディケア用品会社の製品開発勤務。ボディケア系のライターとして活動。化粧品検定1級。
自身もバストの大きさと形に悩み、様々な商品を試してきた。
豊富な知識と実体験を元にキューティースタイル編集部として活動中。

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