バストが重いから仕方ない
デスクワークだから仕方ない
万年肩こりで諦めている女性は多いです。放っておくと頭痛や手の痺れ・吐き気を引き起こしてしまうことも!
でも、ありがちな姿勢改善は続かないし、ジムでの運動はハードルが高いですよね。今回は、エステやマッサージに頼らず、自宅で手軽に肩こりを解消する方法をご紹介しますね。
肩こりに悩む人へ…バストとコリの関係とは
肩こりに悩む女性が多い原因は、この3つ。
- 首や肩の筋肉量が男性より少ない
- 女性に多い冷え性の影響
- バストの重みを支えていることで肩に負担がかかる
やはり、バストと肩こりには関係があることがわかりますね。
バストが大きくても、肩こりは解消できる
「バストが大きいと、肩こりに悩まされやすい」とよく言われます。
バストの重さは、Cカップで約500gとペットボトル1本分、Eカップで約1kgとペットボトル2本分という研究結果が出ています。毎日ペットボトルを肩に乗せているようなものだと思うと、肩がこるのは当然ですよね。
バストが大きい方は、それに合わせた肩こり対策を実践していくと、解消しやすくなるでしょう。
肩こり対策を紹介する前に
ただ、肩こり対策を紹介する前に、まずはこの2つを覚えておいてください。
- あなたに合ったブラジャーを付けよう
- 女性の肩こりの原因は「習慣」です
あなたに合ったブラジャーを着けよう
いくら対策を行っても、合わないブラジャーを着けたままでは、肩こりの改善が難しくなります。バストのサイズを計ったことがない方は、下着専門店に行き、店員さんにサイズ計測をお願いしましょう。
私はこれで、2カップもサイズを間違えていたことが発覚。本当に自分に合うブラジャーを着けると、バストが美しく見え、ブラジャーがバストをしっかり支えてくれる感覚を味わうことができました。
女性の肩こりの原因は「習慣」です
これも覚えておいて欲しいのですが、バストにも肩こりの原因はあるものの、様々な「習慣」もコリの原因を作っています。
- デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっている
- いすと机のバランスが悪く偏った姿勢を続けている
- かばんをいつも同じ方の肩にかける
- 長時間冷房のきいた部屋にいて体が冷えている
偏った姿勢を続けたり、緊張した状態を続けたりしていると、筋肉が疲労して肩こりが起こりやすくなるのです。
もちろん仕事環境を変えるのはカンタンなことではありませんが、休憩時に伸びをして体をほぐしたり、パソコンを台の上にのせて目線を上げたりと、できることから習慣を改善していきましょう。
肩こり対策しながら美しいバストを手に入れる方法5つ
では、肩こり対策を紹介していきます。
- 姿勢改善
- 蒸しタオルで温める
- 肩甲骨を動かすエクササイズ
- 胸をほぐすマッサージ
- ワキの下をほぐすマッサージ
どれも自宅で手軽にできるものを集めました!バストに注目した対策もあるので、バストの大きい方は特に効果を感じやすいと思います。
①姿勢改善
まずは基本の姿勢改善。ありきたりですが、やっぱりこれが最重要です。
壁に背中を付けて立ち、あごを引いて軽く胸を張ります。後頭部・肩甲骨・お尻・かかとを壁につけ、腰の後ろの隙間に手のひらがギリギリ入るくらいの状態が良い姿勢の目安です。
参照: 腰痛の専門医による安心アドバイス
電車を待っている間・友人との待ち合わせの時間など、気付いたらこの正しい姿勢を意識するようにしましょう。正しい姿勢をカラダに少しずつ覚えさせると、バストもハリがよく美しく見えるようになりますよ。
②蒸しタオルで温める
肩こりの原因の一つに「冷え」があるという話をしました。蒸しタオルで首回りを温めると、カラダ全体の冷えが和らぎ、肩や首の緊張がほぐれて楽になります。
- タオルを濡らす
- 電子レンジで30秒ほど温める
- 首回りに置いて放置する
火傷には十分注意してくださいね。
③肩甲骨を動かすエクササイズ
肩こりが辛い時、腕を回すと気持ちが良いですよね。これは、肩甲骨を動かしているからなんです。肩甲骨を動かすエクササイズを行うことで、肩周りの血流がよくなり、体がポカポカしてきますよ。
- 右手の先で右肩、左手の先で左肩を触る
- そのまま背泳ぎをするように、腕をぐるぐる回す
- 後ろに10回、前に10回ずつ行う
座ったままでOKなので、デスクワークの合間にできそうですね。
④胸をほぐすマッサージ
肩を自分でマッサージしようとする方もいますが、うまく手が届かなくて逆に疲れてしまいますよね。胸をほぐすマッサージは、手を伸ばさずに自分でできると同時に、肩こり改善だけでなく姿勢改善も期待できます。
- 肩の前側と胸の間(ワキの前側)にある「ピリッと痛みを感じる場所」を探す
- 指先で小さく回すように押す
ちょっとイタイけど気持ち良いぐらいの力で、押しすぎには気をつけましょう。
⑤ワキの下をほぐすマッサージ
ワキの下は、胸・肩・背中などの筋肉と繋がっているので、とてもこりやすい場所。さらに大きなリンパ節があるため、老廃物を流すために重要な場所でもあります。
意外とワキをマッサージする経験はないと思うのですが、これでむくみがとれてスッキリしますよ。
- 腕は下にさげたまま、左のワキに右手の親指以外の4本指を入れる
- 右手の親指は、外からワキの前側の筋肉を挟むように掴む
- 掴んだまま指先で揉みほぐす
- ほぐした後は、ワキの下から胸の方へ脂肪を寄せるようにリンパを押し流す
- 右ワキも同様に行う
胸と同じく気持ち良い程度にしておき、痛みがあれば無理をしないでくださいね。
【体験談】バストによる肩こり対策を実際にやってみた
さて、5つの肩こり対策を紹介しました。今度は、バストによる肩こりに悩む私が、実際にやってみた体験談をお話しします。
姿勢改善・エクササイズでバストが美しく見えるようになった
私はスマートフォンで動画を見たり、デスクワークで前傾姿勢をとったりすることが多く、姿勢があまり良いとは言えませんでした。
そこで行ったのは、こちら。
- 気づいた時に姿勢を正す
- かばんをリュックにする
- 動画を見るときは、スマートフォンを目線の高さにする
- ノートパソコンの下に台を置き、位置を高くする
- 休憩中に、肩甲骨を動かすエクササイズを行う
これを1週間続けただけで、週末の疲れが格段に軽くなったのを感じました。
小さなことではありますが、まずは環境を変えてみることが大事ですね。また、無理をせずに「気づいた時にやる」という気持ちで行っていたことも、続けやすいコツかもしれません。
胸をはって歩くようになったせいか、バストも上向きになったような気がします。
蒸しタオル・マッサージで癒しの時間を過ごせる
私は冷え性なので、蒸しタオルが特にお気に入りです。蒸しタオルが面倒なときは、市販のホットアイマスクを首に乗せるのがおすすめ。これなら会社のデスクにも忍ばせておけるので、肩こりのツラい時に重宝しますよ。
また、自分でできるマッサージをいくつか覚えておくと心強いです。やりすぎると逆に腕が疲れてしまうので、ほどほどにしてくださいね。
まとめ:バストによる肩こりを改善して、美しいバストを保とう
今回は、バストによる肩こりの関係と対策をご紹介しました。
ツラい肩こりは、日々の習慣を少しずつ変えて解消していきましょう。私も諦めずに、肩こりのさらなる改善を目指します!