バストが垂れてきた気がする…
歳だから、バストや体形が変わるのは仕方ないかも…
実は、私もこのような悩みをもっていた1人です。歳を重ねるごとに、少しずつ体は衰えます。10代や20代の頃と比べたら、バストが老いてくるのは仕方がないこと。
ですが、バストケアを怠っていると、バストの形はいっそう崩れていきます。私が取り組みはじめたのは、ブラジャーによるバストケアです。
ブラジャーの選び方に気を付けたところ、以前よりも着られる服のバリエーションが増えました。40代のバスト悩みは、ブラジャー選びのコツをおさえれば改善が期待できます。
元気なバストを取り戻せば、おしゃれをするのも楽しくなるので、毎日の生活をさらにエンジョイできますよ。今回は、同じようなバスト悩みをもつ方に向けて、記事を作成したので、ぜひ読んで頂けたら嬉しいです♪
年齢によるバストの変化
まずは、歳とともにバストがどう変わっていくのかを見てみましょう。
1.デコルテ・上胸が削げる
2. バスト下部がたわんで、乳頭が下を向いていく
3. バストが背中や腹に流れる
このように変化していくといわれています。個人差はありますが、加齢によるバストの変化は誰にでも起こるのです。
バストが変化する原因
バストが変化する原因は、主に3つ挙げられます。
ホルモンバランス
女性らしい体づくりをサポートする女性ホルモンの「エストロゲン」は、加齢とともに分泌量が減ってしまいます。
クーパー靭帯へのダメージ
バストを構成する「クーパー靭帯」が切れたり、ゆるんだりすると、バストが下垂しボリュームダウンする原因に。
産後・授乳後の変化
妊娠すると、ホルモンバランスの関係で一時的にバストアップします。ただ、授乳後にサイズダウンする際、どうしても妊娠前よりも胸が垂れ、しぼんでしまいがち。
胸の皮膚やクーパー靭帯が一度伸びてしまったため、元に戻りにくいのです。
放っておくのはNG!
デコルテの痩せ・下垂・離れ乳など、歳を取るたびにバスト悩みは増えていきますが、放っておいてはいけません。バストケアをしなければ、バストのおとろえはいっそう進み、実年齢よりも老けた体つきになってしまいます。
実は私も、バストケアをきちんとしてこなかったため、一時期はバストが腹や背中に流れてしまいました。今は正しくケアをして、これ以上おばあちゃんのようなバストにならないように心がけています。
自分のサイズを正しくチェック!
バストのエイジング対策には、まずは自分のバストサイズを正しく知るのが大事です。バスト悩み改善のポイントは、自分に合ったブラジャーを着けること。
ブラジャー専門店で測ってもらうのが理想ですが、難しい場合は自分で測りましょう。
<準備>
- メジャー、鏡
- 持っている中で一番サイズが合っているブラジャーを着け、できるだけ薄着で測る
<測る場所>
- トップバスト(バストの最も高い部分を、ぐるりと一周測ります。)
- アンダーバスト(ブラジャーの下側のサイズとなる、バスト下の周りです。少しきつめにして、ぴったりと測ってください。)
なお、プラジャーのサイズに表記されている数字はアンダーバストを指します。「B70」なら、アンダーバストは70cmです。
【40代向け】ブラジャーの選び方
ブラジャーの選び方は、以下の5点に気を付けましょう。
- アンダーサイズを重視
- バストラインを整えるブラ
- 着け心地を確認
- 自分好みのブラを選ぶのも大切
- シーンに合わせてノンワイヤーブラを活用
順番に説明しますね。
アンダーサイズを重視
自分のアンダーバストをしっかり把握するのが大切です。歳を重ねるにつれ、バストは柔らかく、流れやすくなります。
「窮屈だから…」とアンダーサイズにゆとりのあるブラジャーを選んでしまうと、バストが背中や腹に流れ、バストのラインが崩れてしまいます。
私は以前、アンダーサイズの締め付けがほとんどない、楽に過ごせるブラジャーを使ってしまったため、とても後悔しています。皆さんは気を付けてくださいね。
バストラインを整えるブラを
「魅せる」ブラより、「整える」ブラを選ぶのがおすすめです。谷間ができるブラジャーや、バストを盛れるブラジャーが若い世代に人気ではあります。
ですが、40代のボディケアという観点で考えると、バストをしっかり包み込んで整えるブラジャーの方が適しています。柔らかいバストを安定して保護してくれるブラジャーを選びましょう。
着け心地を確認
自分に合った着け心地のブラジャーかどうか、確認しましょう。隙間なくフィットするか、バストが揺れずに安定するか、肌触りが気にならないかなど、お店で必ず試着をしてから購入してくださいね。
自分好みのブラを選ぶのも大切
「40代だし、あまり可愛すぎるブラジャーをお店で買うのはちょっと…」と考える人がいるかもしれませんが、そんなことは気にしなくて大丈夫です。
私もブラジャーを選ぶとき、機能性や着け心地を確認しつつ、最後は自分好みのブラジャーかどうかで決めています。好きなブラジャーだと、テンションが上がって、きれいになるために頑張ろうという気持ちが強くなるので、おすすめですよ。
シーンに合わせてノンワイヤーブラを活用
寝るときや運動するときには、ノンワイヤーブラが適しています。
ワイヤーについて
ブラジャーのワイヤーは、バストをしっかりと支え、形を保つ働きがあります。バストラインを整えるにはワイヤー入りのブラが適していますが、就寝時やスポーツ時は窮屈すぎない方がよいので、シーンに合わせてノンワイヤーブラを使いましょう。
ナイトブラ
就寝時にブラジャーをつけていないと、寝返りや体の重力によってバストに負担が掛かってしまいます。締め付け感のないノンワイヤーブラを着けて寝るのがおすすめです。
ナイトブラは、バストを全方向から包むように作られているため、寝ている間にバストがあちこちに流れるのを防ぎやすくなります。
スポーツブラ
スポーツブラは、運動時のバストの揺れを軽減し、運動しやすい状態を作ってくれます。
バストが激しく揺れると、胸を支えるクーパー靭帯に負担が掛かり、バストの下垂を引き起こす原因になってしまうので、運動時はスポーツブラを使用しましょう。
伸縮性や速乾性に優れるのも嬉しいですね。
40代向けブラジャーのおすすめブランド
ここからは、40代向けブラジャーでおすすめのブランドを3つ紹介します。
ワコール
ワコールでは、「38歳からのインナー選び」をテーマに、バスト悩みに合わせたブラジャーを提案しています。
- 上胸がやせてきた…「まるみのあるふっくらデコルテ」
- バストトップが下がってきた…「3/4カップブラ」
- バスト脇や背中にお肉がついてきた…「着やせスムージングブラ」
というように、体形に合わせたさまざまなブラジャーを展開しているのがポイントです。
トリンプ
トリンプの「フロラーレ」は、40代後半~50代女性をターゲットにしたブランドです。バストを優しく包み込む素材を使用し、着け心地を追究。体形の変化をとらえ、女性らしいラインを実現できるブラジャーを展開しています。
刺繍や上質なレースなど、デザイン性にもこだわっています。
グンゼ
グンゼの「キレイラボ」は、「肌がよろこぶスキンウェア」を掲げるブランドです。低刺激・低着圧にこだわっており、伸びがよく動きやすい生地を使用しています。
「至福のブラ」というブラジャーは、肌に触れる部分が綿100%、洗濯タグの不使用など、刺激を極力減らすように作られています。
ワイヤーの代わりに開発されたメッシュフレームが、バストをしっかり支えてくれますよ。
まとめ:「歳だから…」とあきらめないで!
年齢とともにバストは変化していきますが、体に合ったブラジャーを使用すれば、体のエイジングをおさえやすくなります。
「もう40代だし…」とあきらめてしまっては、バストの下垂は止まりません。バストサイズを把握しつつ、自分に合った着け心地のブラジャーを活用し、バストラインを美しく保ちましょう。
今着けているブラジャーは、そろそろ買い替え時ではありませんか?ブラジャーによるバストケアをしっかり行って、色々な洋服が着こなせるようなバストラインを目指しましょう!