あなただけじゃない！乳首が埋もれてるのを治した私が紹介する対処法

2021 5/31

「乳首が埋もれているのは私だけ？」と1人で悩んではいませんか？私も学生時代、両方の胸の乳首が埋もれていました。見られるのがとにかく恥ずかしくて、温泉や大浴場に行くのが苦痛だった思い出があります。

「胸を張って生活できるようになりたい」そう思い、改善方法を調べて実践したところ、今では通常の乳首になり、のちに生まれてきた我が子に授乳をすることが出来ています。

今回の記事は、埋もれてしまう乳首の実態や、私が実際に試して改善した方法を紹介します！

陥没乳首とは？

乳頭が内側に埋もれてしまっていることを、陥没乳首（陥没乳頭）といいます。１０人中１人が陥没乳首であると言われています。

参考記事：陥没乳首の原因は？引き起こされる問題と治し方

陥没乳首には仮性と真性の２種類があります。

仮性陥没乳首とは

乳首を刺激する、または吸引器を使用して、一時的でも乳首が出現する場合を仮性陥没乳首をいいます。マッサージや市販の吸引器で陥没が改善する可能性が高いです。

真性陥没乳首とは

吸引器を使用しても、全く出てこない状態を真性陥没乳首といいます。この場合、自分では改善することが難しく、手術して治療する必要があります。

陥没乳首の重症度

軽度：刺激してすぐ出てくる。
中度：吸引器を使用して出てくる。
重度：刺激や吸引器を使用しても全く出てこない。

参照：自由が丘クリニック

乳頭が凹んでしまう原因

乳管が未発達

乳管（乳頭まで母乳を運ぶ管）が未発達で通常よりも短い場合、それによって乳頭が内側に引っ張られ、陥没乳首を引き起こします。大半は先天性であることが多いです。

また、成長期や妊娠をして急激にバストサイズが上がると同様の理由で陥没乳首になることがあります。

小さいブラジャーをつけている

自分の胸のサイズより小さいブラジャーを着けていると、乳首が圧迫されることにより、陥没乳首になってしまうことがあります。成長期を終えた成人女性でも引き起こす可能性があるので、正しいブラジャーのサイズを知っておくことは、陥没乳首の予防にもなります。

合わせて読みたい：まだ間違っている！？正しいブラジャーの選び方を徹底解説！！

まれに炎症などで後天的に発症する

乳管のトラブルや、乳がんなどの病気によって、後天的に陥没乳首になることが稀にあります。今まで普通だったのに、ある日突然陥没乳首になった場合は、できるだけ早く病院を受診することをお勧めします。

赤ちゃんに授乳すると陥没乳首が治る？

必ず治るわけではない

刺激して一時的にでも乳首が出るのであれば、授乳を続けることによって治る可能性があります。しかし、重度の真性陥没乳首は刺激しても出てこないため、そもそも赤ちゃんが乳首を吸い出すことが困難です。そのため、授乳すればみんな必ず治るとは限りません。

治療する場合は妊娠前に完了させる

妊娠中は陥没乳首の治療ができません。通常の乳首でもマッサージなどで刺激すると、流産や早産のリスクが高くなるため止められることが多いです。

授乳したいからといって妊娠中に自力で陥没乳首を改善するのは、赤ちゃんにとって危険な行為なのでやめておきましょう。

手術で陥没乳首を治す方法

公的保険は適用される？

４０歳未満で将来授乳する予定がある女性は、公的保険が適用されます。しかし、これは医師の判断によるので必ず適用されるとは限りません。まずは診察を受ける必要があります。

何科に受診するべき？

妊婦さんであれば、産婦人科を受診します。治療といっても、マッサージや陥没乳首を改善することが期待できる器具を装着する程度です。一般の方は形成外科か美容外科で受診できます。

費用はいくらかかる？

手術を受ける病院によって数万〜数十万円とかなり違います。病院によって手術内容が違うため、金額が統一されていません。受診する場合、事前にリサーチして診察することをおすすめします。

改善グッズで治す方法

実際に私が陥没乳首を治したのは、グッズを継続して使用する方法でした。現在さまざまなグッズが販売されてるので、何を使えばいいか分からなくなってしまいますよね。

下記では、主に市販されているグッズをタイプ分けしましたので、自分に合いそうな商品を試してみてください。

常時吸引タイプ

私が実際に使用して改善したグッズがこのタイプです。２４時間つけておくだけで、乳首が出るクセをつけられます。素材はハードタイプとソフトタイプがあり、ハードタイプが吸引力が高く、ソフトタイプはハードタイプと比べて吸引力が優しいです。

常につけると汗で蒸れて痒みがでることがあるので、清潔に保つためにこまめに汗を拭き取る必要があります。それでも付けておけば、日中の活動中や就寝中でも常に吸引してくれるので、作業の手軽さが良いですね。値段は1000〜3000円の間が多いです。

電動吸引タイプ

重度の真性陥没乳首でも、この商品で治る可能性があります。機械による吸引と振動で刺激を与えて乳首を吸い出します。強い力で吸い出すので、痛みが強く出る場合があります。

使用を中断して休憩してから使用するなど、連続した使用は避けるようにする必要がありそうです。ですが、真性陥没乳首でも改善する可能性があるので、試す価値はありそうです。値段は3000円〜１万円以内が相場です。

手動吸引タイプ

授乳するときに一時的に使用することによって、赤ちゃんが乳首を吸いやすくする効果があります。あくまで一時的な効果なので、長期的にクセづける目的には適しませんが、指を使うより清潔的なので、安心して赤ちゃんに授乳をすることができます。値段は1000円以内で購入できるものが多いです。

クリームタイプ

陥没乳首専用のクリームを乳首につけて改善する商品です。乳首の成長を促進する成分が含まれており、継続的な使用で陥没が改善する効果があります。他の商品は乳首に刺激を与えるので、黒ずんでしまう可能性がでてきますが、クリームタイプは刺激が少なく、中にはクリームの成分で黒ずみが改善するものもあります。値段は１本１万円するものが多いので、他のタイプより値段が高いです。