ブラジャーが原因で肩こりに悩まされている人も多いのではないのでしょうか?対策をせずに時間を置くと悪化していきますので、早い対策が必要となってきます。今回はブラジャーによる肩こりについて紹介していきますね!
肩こりが起こる原因
そもそもどうして肩こりが起こるのでしょうか?
肩が凝ると、首筋などから張ったり、こったり、痛みが生じ激しい時には頭痛や吐き気が伴う場合もあります。私たちの身体の作りからして、首や腰に負担がいきやすくなっているようです。
肩は頭部など、6キロ近い重さがのっている状態なので負担が大きい場所と言われています。首から腰にかけては、筋肉が姿勢を保つために緊張して血流が悪くなり、肩こりを引き起こします。
つまり、血流の悪さと、肩における負担が肩こりを引き起こしているということになります。病気が原因によるもの以外には、姿勢の悪さ・運動不足・ストレスなどがあります。
私は姿勢が悪く肩こりが起きていると思っていましたが、実は下着改善で肩こりを解消できると知りました。その中でも今回は女性が悩むことの多い「ブラジャーが原因で起こる肩こり」について解説していきますね。
肩こりの原因はブラジャー?
実はブラジャーが肩こりの原因になることがあるんです!一つずつ解説していきますので、参考にしてくださいね。
①サイズが合っていない
サイズの合わないブラジャーが原因で肩こりを引き起こしている場合があります。自分の胸のサイズに合わないものを使用していると、血流の流れが悪くなり肩への負担も大きくなってしまいます。
ブラジャーのサイズ選びはとても重要で、血流が悪くなるので肩こりを解消するためにはサイズが自分に合っているのか確認することが大切です。一度しっかりと計ってもらい、サイズを把握するのが良いでしょう。
特に妊娠・出産を経たひとはブラジャーに対して無頓着になってしまう人も多いのではないのでしょうか?私もそうでしたが、妊娠するとホルモンバランスの影響で胸のサイズが上がる産後数か月でしぼんでしまいます。
2年ほどで胸のサイズが大きくも小さくもなるので、そのたびに下着を買い替えるのも難しいです。妊娠中や授乳中の授乳ブラを除いて、すぐにブラジャーを買い直さないと肩こりの解消には至りません。
因みに私は、産後5か月ごろからブラジャーを買い直しました。
②付け方
ブラジャーを正しく使用していないのも肩こりの原因となります。肩紐が落ちてしまいずれてしまっていることはありませんか?
肩紐が短すぎたり、長すぎたりすると肩への負担が大きくなり肩こりを引き起こしてしまいます。バストアップのためにきつくしすぎるのもNGで、バスト崩れにも繋がり良くないことばかりです。
アンダーのホックも自分がきついと思うところにつけていると、血流が悪くなるので気を付けましょう。
肩こりの原因であるブラジャーの正しい付け方
正しいブラジャーの付け方の手順
- ストラップを肩に通し、前かがみになる
- ワイヤーをバージスラインに合わせる
- バストをカップの中に入れ、このままの体制でホックを留める
- ブラジャーの上から手を入れてバストを内側に優しく入れる
- 両方のバストを整えたら身体を起こして、ストラップを調整する
- 左右のバストが平行になっているか確認する
肩紐の正しい付け方
肩への負担が大きい、ブラジャーの肩紐を正しく着けていることで肩こりの軽減が期待できます。
- 肩ひもの位置は、肩の骨より内側
- 長さは指1本入るほど
- 鎖骨とバストトップは正三角形
- 肩とヒジの中心あたりがバストトップの位置
ブラジャーを着用するときに、是非参考にしてみてくださいね。
肩こりの原因になるブラジャーの見極め方
肩こりに影響の少ないブラジャーは主にこの3つです。
- バスト全体をホールドしてくれるもの
- 肩紐が太いもの
- アンダー部分が太いもの
少しでも肩こりが軽減できるようなブラジャーを探してくださいね。
①ノンワイヤーブラジャー
ノンワイヤーブラジャーは、ワイヤーがついていないので締め付けられることがなく苦しく感じることがありません。背中の部分が広くバスト全体を支えてくれるものは、付け心地も最適です。
さらに伸縮性に優れているので、肩への負担も軽減してくれます。また、ブラジャーのように細かいサイズ表記がないので合わないことも多くありません。
なのでサイズが変わるたびに何度も買い替える必要も、ブラジャーに比べて少ないです。しかしその反面、胸を支える力が少ないのでバストの形が崩れ、垂れる可能性があります。
ワイヤー入りのブラジャーは、胸の形を整えてくれていますが、ノンワイヤーブラジャーを毎日着用しているとクーパーじん帯も伸びてしまう可能性もあります。
クーパー靱帯は土台と乳房を繋ぐワイヤーのような役割なので、そうなれば支えが弱くなった乳房が下垂します。これが「胸が垂れる」要因です。
参照:東京美容外科
そのクーパーじん帯もずっと支えてくれているので、ブラジャーなどで支えてあげないと切れたり伸びたりしてしまいます。ですので、上手にノンワイヤーブラジャーを使用していきたいですね。
②ストラップレスブラ
ストラップレスブラは、名前の通り肩紐がついてないブラジャーのことを言います。ドレスなどを着用するときに、ブラ紐が見えないように使用する人が多いのではないでしょうか?
肩紐へのストレスも軽減され、肩こりについても大きな期待ができますが、安定感がないので善し悪しがあると考えられます。ストラップレスブラの中には、形も整えてくれるものもあるので自分に合うタイプを見つけてくださいね。
③ナイトブラ
近年流行しているナイトブラは、夜寝ている間に着用するブラジャーのことを言います。しかしナイトブラであっても、日中に着用している人も多くおり、私もその一人です。
ナイトブラにも様々な種類がありますが、以下のようなナイトブラがおすすめです。
- 伸縮性のあるもの
- 背中の面積が広いもの
- 肩紐が長いもの
- 自分のバストサイズに合ったもの
生地の面積が広いものは、圧力も分散されるのでその分肩への負担も少なくなります。バスト全体を包み込んでくれるので、肩こりにも期待できるのです。
私はナイトブラを夜も昼も使用していますが、自分のサイズに合ったものをしっかりと着用していれば、肩こりの心配もなくなりました。苦しいと感じることもなく、使用している感覚がないほどに。
ナイトブラには多くの種類が存在しますが、人によって自分に合う合わないがあるので是非自分に合うものを探してくださいね!
ブラジャーで肩こりになった時のケア
ブラジャーの肩こりを改善する際に、ケアも同時に行ってみると大きな改善が期待できます。接骨院でほぐしてもらい、簡単なストレッチや体操を心がけるのも良いですね。
他にも枕やマットレスが体に合っているのかも確認してみてください。それに加え、肩こりは血流も関係しているので普段の食生活にも気を使えると更なる改善も期待できます。
まとめ
今回はブラジャーの肩こりについて紹介していきました。肩こりを見てみぬふりをしていると、気づかないうちに簡単にケアできない状態となる可能性もあります。
少しでも肩こりを軽減できるように、少しでも早い段階でケアしましょう。