まだ合わないブラつけてる?ブラジャーのワイヤーが痛い!バストの状態と対処

ブラジャーを着けていると痛みを感じることはありませんか?

私も日中ずっと着けていたら、ワイヤーが当たって痛みを覚えたことが何回もあります。キレイな形をキープするためにワイヤー入りのブラジャーを選んだけれど、使用中に痛みを感じるなんて…

せっかく購入したのに着けるのが嫌になってしまいますよね。そこで今回はワイヤーによって痛みを感じる理由や、痛くならない対処法などをご紹介します。

目次

ワイヤーの種類とそれぞれの役割とは?

ブラジャーにはワイヤーが入っていることは知っていても、様々な種類があると知っている人は少ないのではないでしょうか。

実はそれぞれにちゃんとした役割があります。ワイヤーの種類とそれぞれの役割についてご紹介しますね。

U字ワイヤー

ワイヤーがUのようにカーブを描いた形をしています。バストを斜め上に持ち上げる役割をし、綺麗な形にキープしてくれます。

L字ワイヤー

U字ワイヤーよりもカーブが緩やかで、Lのような形をしています。バストを脇から中央へ寄せる役割をし、深い谷間を作ってくれます。

谷間部分のワイヤーが短いので、U字よりも谷間にワイヤーが当たりにくいです。

3Dワイヤー

立体的な形をしているワイヤーです。ワイヤーの両端が反ることにより、体にフィットしやすい形状になっています。

参考記事:ワイヤーで変わるバストメイク効果!知っておきたいブラのワイヤー 役割と種類【下着の基礎知識No.02】

ブラジャーで痛みを感じやすい場所や原因とは?

ワイヤーで痛みを感じている場所によって、痛みの原因が違ってきます。主に痛みが出やすい場所を3カ所ご紹介しますので、自分に当てはまる痛みの原因を確認してみてください。

バストの谷間部分が痛い場合

胸骨が出ている人や鳩胸の人が痛みを感じやすい場所です。谷間部分のワイヤーが胸骨に当たってしまい、痛みを感じることがあります。

そのような方は谷間部分のワイヤーが短い、L字のワイヤーを使ったブラジャーがオススメです。

アンダーバストの部分が痛い場合

アンダー部分が痛い原因は複数あります。

①アンダーサイズが小さいブラジャーを使用している?

締め付けすぎることによって、ワイヤーが当たり痛みをともないます。ブラジャーのホックを緩くするか、ブラジャーを買い替えるなどして、自分に合ったアンダーサイズの物を使用しましょう。

②ワイヤーがねじれている?

長い間使用したり、洗濯機で洗濯してしまうことで変形することがあります。そうなると、新しいブラジャーに買い替える必要があります。長持ちさせるためにも、取扱説明書の内容にしたがって洗濯するようにしましょう。

③バージスラインがブラジャーと合っていない?

バージスラインとは、バストの付け根の長さを指します。バージスラインは個人差があるので、同じサイズのブラジャーでも、自分の胸に合わないことがあります。

試着の際にワイヤーとバージスラインを合うブラジャーを選ぶと、ワイヤーで痛みを感じることが少なくなります。

合わせて読みたい:あなたのバージスラインは広い?狭い?美バストの決め手は○○

バストの脇部分が痛い場合

ワイヤーの幅がバージスラインよりも長すぎると、ワイヤーの先端が脇に当たって痛みを感じます。試着の際の確認事項にワイヤーとバージスラインが合っているかを入れると、
ワイヤーによる痛みを軽減する事ができます。

参考記事:「ブラを着けると痛い…」と感じたら即チェック!ポイントは、骨格とブラの相性!

ワイヤーがブラから飛び出る!その原因と対処法とは?

ブラジャーの中に入っているワイヤーが、布を突き破って出てきてしまったことはありませんか?ブラジャーで痛みを感じる原因の1つに、飛び出たワイヤーが原因である事は少なくありません。

私も実際に飛び出たワイヤーが鬱陶しくなり、両胸のワイヤーを取った状態で着けていたことがあります。生地のみでバストを支えることになり、劣化が早まったり、バストを支えきれずバストの形が崩れてしまう原因になるので、真似をするのはオススメできません…

そこで、ワイヤーが飛び出てしまう原因と対処法をまとめました。ワイヤーがよく出てきてしまう…と悩んでいる方は、ぜひ改善してみてください。

ブラジャーを洗濯機で洗っている

ブラジャーは基本手洗いです。洗濯機で洗ってしまうと、洗濯中の遠心力や他の衣類と絡み合うことで、ワイヤーが飛び出てしまう可能性が高くなります。購入したブラジャーの取扱説明書をしっかり読み、推奨されている洗い方で洗濯しましょう。

正しくない収納方法でダメージを負っている

ブラジャーを収納する時に、半分に折って収納したり、詰め込みすぎたりしていませんか?
このような収納をしていると、ワイヤーが押し込まれ布を突き破る原因になってしまいます。収納するときはブラジャーを広げてゆとりを持って収納することで、ブラジャーの寿命を伸ばすことができます。

ワイヤーが歪んでいる

自分のバストに合わないブラジャーを使用すると、ワイヤーに大きく負担がかかり、歪んで生地を突き抜ける可能性があります。バージスラインとワイヤーの幅が合ったブラジャーを着けることは、ブラジャーの寿命を伸ばすための大切な確認事項です。

ブラジャーが合っていない例を紹介

「そもそも今持っているブラジャーが自分に合っているのかわからない」という方もいるのではないでしょうか?ブラジャーが合っていない場合に起こるポイントがいくつかあります。

もしも自分に該当する項目が出てきた場合は、自分のバストに合わないブラジャーを着けている可能性がありますので、ぜひチェックをしてみてください。

ポイント1 ブラジャーのカップ

・ブラジャーのカップがへこむ
・シワができる
・カップの谷間部分が浮く
・胸の上側がはみ出ている
・前方に圧がかかる
・バストが下を向いている

ポイント2 アンダーバスト

・アンダーバストに食い込む。
・前方が浮いている。
・着けていて苦しくなる。
・ワイヤーの両端が食い込む。

ポイント3 肩のストラップ

・肩にストラップが食い込む。
・肩からずり落ちる。

ポイント4 脇部分

・脇にシワができて、たるむ。
・脇に圧がかかる。

ポイント5 日常生活中にズレる

・腕をあげるとブラジャーが上がる。
・ブラの背中ホック部分が上がってくる。

参考記事:そのブラ合ってる?ブラを見直そう!

正しいブラジャーの測り方とは?

自分に合うブラジャーを着けることがどれほど大切かご紹介してきました。

自分のバストサイズを知りたいけれど、他人に測ってもらうのは気が引ける人のために、1人で計測する方法をまとめました。こちらを参考にして自分のバストサイズを確認しましょう!

測るための準備

計測するために柔らかいメジャーと、全身が見える鏡を用意します。バストを測るときは、最も自分に合っているブラジャーをパットを抜いて装着し、Tシャツか肌着1枚を着て計測しましょう。

実際に測ってみましょう!

ブラジャーのサイズを知るためには、トップバストとアンダーバストを測る必要があります。トップバストはバストで一番高い部分の周囲、アンダーバストはバストの付け根のすぐ下の周囲を指します。

測る際には姿勢やメジャーの使い方に注意が必要です。背中が丸まっていたり、メジャーがキツかったり緩すぎたりすると、正しい計測ができません。背筋を伸ばして、リラックスした姿勢で測りましょう。

ブラジャーサイズの求め方

先ほど測った数字を元に、下記のサイズ表に当てはめてブラジャーのサイズを求めます。

①アンダーバストのサイズを知る!

例えばトップサイズが85でアンダーサイズが71の場合、サイズ表に当てはめると、アンダーバストは70cmなので「サイズ70」

参照:Wacoal サイズ表

②カップ数を知る!

トップとアンダーのサイズ差は 85cm – 71cm = 14cm なので「Cカップ」よってブラジャーのサイズは「C70」になります。


参照:Wacoal サイズ表

ここは注意!

この例の場合、ブラジャーのサイズは、先ほど求めた数字「C70」が目安になりますが、必ずそのサイズのブラジャーが自分にピッタリ合うとは限りません。

お店によって合うサイズが変わったり、同じサイズでも、自分のバージスラインに合わなかったりします。可能でしたら実際に試着をして、自分のバストに合うかを確かめることをオススメします。

参考記事:バストの測り方~ブラジャーのサイズを調べましょう~

まとめ:ワイヤーによる痛みとは無縁の生活を送りましょう!

自分のバストに合ったブラジャーを選ぶことは、ワイヤーから受けるダメージを軽減できるだけでなく、ブラジャーの寿命も伸びるのでとても大切なことです。私も一時期ワイヤーによる痛みに悩みましたが、自分のバストに合ったブラジャーを着けることで、そのような悩みを感じなくなりました。

もしもブラジャーを着けていて不快に感じるのあれば、一度持っているブラジャーを見直してみることをオススメします。どうしてもワイヤーが不快なら、ノンワイヤーのブラジャーもありますので、自分が着けていてリラックスできるブラジャーを選び、痛みとは無縁の生活を送りましょう!

合わせて読みたい:まだ間違っている!?正しいブラジャーの選び方を徹底解説!!

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この記事を書いた人

智子のアバター 智子 ボディケア専門ライター

ボディケア用品会社の製品開発勤務。ボディケア系のライターとして活動。化粧品検定1級。
自身もバストの大きさと形に悩み、様々な商品を試してきた。
豊富な知識と実体験を元にキューティースタイル編集部として活動中。

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