バストアップクリームの代用として使ったものはタオル一枚だけ。ぺったんこの胸で悩んでいた私がバストアップに成功したのは土台作りとマッサージ、あとは姿勢です。この3つを実践した結果、お皿型の乳房に柔らかそうなふくらみができました!
美バストの黄金比率とは
バストサイズも気になるところですが、美バストと呼ばれるのにはいくつか条件があります。バストアップクリームの代用となる方法を知る前に、美バストの条件を知っておきましょう。
<デコルテとバストトップを結ぶ黄金率>
バストの位置にも理想があります。鎖骨と鎖骨の間からバストトップを結ぶラインが正三角形になる状態が最もバストを美しく見せる、 バストの「黄金比率」と呼ばれています。
さらに、バストトップの高さは肩と肘のちょうど中間あたり、左右のバストトップの位置は顔の幅と同じ距離。
こちらを見ると、美バストの形に種類があることや、美バストの条件などもわかります。ちなみに私は皿型です。そのため、バストアップのために何が必要で、何をすべきかを自分なりにいろいろ調べてみました。
美バストの条件のひとつに「やわらかさ」とありますが、私の乳房は脂肪が足りないのでやわらかさは今一つです。ハリや艶、肌のうるおいも自分が理想としているものにはほど遠い感じです。
バストアップクリームを考えてみたものの、値段を見るとお金をかけずにバストアップできないものかと悩みました。代用できるものを探してみたところ、手っ取り早くできそうだったのがマッサージでした。
バストアップのための土台を作ろう
バストアップクリームは塗るだけでいいので手軽ではありますが、私は代用できるものにこだわりました。その一つがマッサージでしたが、まずは土台を作ることが大事です。
なぜなら、いくらバストアップに成功したとしても、土台がしっかりしていなければ、その効果は持続しません。バストアップを成功させるため、それを維持させるために土台を作ります。
バストは脂肪でできていることは間違いないものの、脂肪のほかにも骨や筋肉によって作られています。そのため、バストアップには脂肪、骨、筋肉を整えることで土台を作ります。
<肋骨のストレッチ>
肋骨に歪みがある場合や、肋骨に沿った筋肉が凝ったままだと、バストアップまで時間を要します。ここのコリをほぐしてバストアップを目指しましょう。
- フェイスタオルを一枚用意する。
- それを両脇の下で通す。
- 両手でタオルの端をそれぞれ持ち、息をゆっくり吸いながら背中をそらす。(タオルで背中をぐいっと押し出すような感じ)
- 息を吐きながらタオルをつかんだ両手を胸の前にもっていくようにタオルを引っ張る。
これを合計3回繰り返しましょう。脇の下から胸のライン、胸の下とずらして同じように行います。
<リンパの流れをよくする>
リンパの流れが悪いと老廃物がたまったままで、栄養がなかなかいきわたりません。バストの育成に必要な栄養素も届かないので、しっかりリンパを流してあげます。
- 握りこぶしを作る。
- 指の第二関節を使って、鎖骨に沿って指をごしごしとこする。(痛みが伴う場合は力加減を緩めて)
ボディクリームなどを使うと指を滑らかにスライドできます。これを鎖骨の上下、左右の鎖骨に施します。
リンパは脇の下にあるので、鎖骨に滞った老廃物を脇の下に流し込むようなイメージでこぶしをスライドさせましょう。肋骨のストレッチ、鎖骨のリンパの流れをよくする、このふたつでバストアップのための土台作りが完成です。
私はこの土台作りを続けたおかげか、なんとなく上半身の血の巡りがよくなったような気がします。筋肉がほぐれたのもあり、体を動かしやすいと感じるようになりました。
バストアップのためのシンプルマッサージ
土台作りが終わったら、バストアップクリームの代用としてお金をかけずにシンプルマッサージをします。
<谷間を作るためのマッサージ>
バストアップのためだけでなく、目指すところは美バストもゴールに設定していたので、谷間を作るためのマッサージも実践しました。
まずは右手を左側の乳房に、左手を右側の乳房に、それぞれ持ち上げるように手のひらを添えます。そのまま乳房の外側から胸の中心に向かって乳房をやさしく持ち上げます。このとき乳房をつぶさないように注意しましょう。
<乳腺マッサージ>
乳房を片方ずつマッサージしていきます。まずは、乳房の下の肉を乳房に流れていくようなイメージで両手を下から上へ撫でていきます。次に両手で乳房を下から上へ持ち上げます。このときも乳房をつぶさないように注意してください。
これを左右の乳房それぞれに行います。
<ボリュームアップマッサージ>
乳房から両脇に流れてしまったお肉をもとの位置に戻すイメージで行うマッサージです。左右の乳房それぞれに行います。左手を右の脇下に添えて、乳房に向かってお肉を手繰り寄せます。逆の乳房も同様に、右手を左脇の下に添えて、流れてしまったお肉を乳房に手繰り寄せるようにマッサージをします。
私は土台作りからマッサージまで、一連の動きとして一度に行いました。今も続けています。驚くほどサイズがいくつもアップしたわけではないものの、見た目ではっきり変化が分かったのは乳房のふくらみです。
お皿型で貧相な乳房だったのに、ふっくら柔らかそうなふくらみが少しずつできてきました。時間にするとトータルで10~15分ぐらいですので、お風呂に入ったときの習慣にしました。
姿勢を見直してバストアップ
実際に私が実践したのはどれも簡単な方法です。バストアップクリームを買わずに代用できる方法はいくつもあるので、その中から自分が継続できそうなものだけ選びました。そのひとつが「正しい姿勢」です。
本当に「たったそれだけ?」といわれそうですが、姿勢の悪さはバストアップの天敵です。いくら土台作りやマッサージで血流をよくしても、姿勢が悪ければ血の巡りを悪くしてしまうので、せっかくの努力が水の泡になります。
普段から良い姿勢を意識するのはもちろんですけど、ちょっとした体幹トレーニングも兼ねる簡単な方法をお教えします。
まずは、壁に背中を当てるように立ってください。かかと、お尻、背中、頭、この4点を壁にピタッとあてるように立ちます。慣れるまではこの姿勢がきついと感じますが、この姿勢が理想の正しい形です。この状態で体幹を鍛えていきます。
まずは息を大きく吐き出します。このとき、おなかの下あたりに力を入れるようにイメージします。次におなかに力を入れたまま、息を吸います。息を吸った後は、また先ほどと同じようにおなかの下に力を入れながら息を吐きだします。
これを時間にするとおよそ5分程度行います。壁がない場所でも、正しい姿勢を意識すれば、どこでも簡単にできる方法です。私は電車通勤でも実践しました。
まとめ:バストアップへの道はまだまだ続く
バストアップクリームを使ってバストアップを目指す前に、もっと手軽で簡単にできないものか調べた結果、私が実践したのはたったこの3つでした。実践してすぐ結果が出るわけではありませんが、代用品として使ったのはタオルと普段使っているボディクリームだけです。
たったこれだけで柔らかそうなふくらみができるなんて驚きですし、もう少しバストアップを目指したいので今も土台作り、マッサージ、正しい姿勢を実践中です。