この記事では、バストダウンをしたい方にオススメの「飲み物」をご紹介します。
普段の生活に上手に取り入れて、理想のバストを目指しましょう!
飲み物でバストダウンする仕組み
胸を小さくする食べ物でご紹介したものと同様、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌を減らす飲み物がバストダウンしやすい飲み物ということになります。
では一体どんな飲み物が良いのでしょうか?
順に見ていきましょう!
1.緑茶・・・バストダウンに○
緑茶に含まれるカテキンは女性ホルモン「エストロゲン」を減少させる作用があります。
毎日緑茶を飲む人は、飲んでいない人と比べ血中のエストロゲンの量が13%も低いことがわかったのです。
そのため乳がん予防にも効果があると言われています。
また、緑茶にはバストダウン効果の他、免疫力アップや美肌効果、口臭予防、虫歯予防など、嬉しい効能がたくさん。健康と美容に優れた飲み物なのです。
胸を小さくしたい!と思っている方は、日常生活の中で緑茶を飲む習慣を取り入れてみると良いでしょう。
2.コーヒーで胸を小さくできる?
「胸を小さくするにはコーヒーを飲むと良い」と聞いたことがあるかもしれません。
果たしてこれは真実なのでしょうか?
以下から解説していきます!
■「コーヒーは胸を小さくするのに効果的」という実験結果
スウェーデンのルンド大学では、女性の胸の大きさとコーヒーの関係性について、10年にもわたる研究が行われていました。そして、この研究発表によると「1日3杯以上コーヒーを飲む人は、飲まない人に比べて平均17%胸が小さい」とことがわかったのです。
また、「コーヒーを多く飲む人の胸が徐々小さくなっていった」、「胸が大きい人ほどコーヒーによって胸が小さくなりやすい」といったこともわかりました。
(※これらの結果は、一日に3杯以上のコーヒーを飲んだ場合に当てはまります。)
またこの実験では、胸の大きさに関わらず、「日常的にカフェインを摂取する人は、乳がんの発生を抑えられる」ということもわかったということです。
しかし、この研究では「CYP1A2*1F型遺伝子」という特殊な遺伝子を持つ女性はコーヒーを飲む量と胸の大きさに関係性が認められなかったということも分かっています。つまり、この特殊な遺伝子を「持たない」女性なら、コーヒーを飲むことでバストダウンができるということです。
CYP1A2*1F型遺伝子を持つ女性は全体の約半数と言われています。ですので、約半数の女性はコーヒーを飲んでもバストダウン効果はないということになってしまいます。
・コーヒーは交感神経を刺激する
・カフェインに脂肪燃焼効果がある
■「コーヒーは胸を大きくする」という実験結果
これに対し、全く反対の結論が出た実験結果もあります。アメリカの研究所で「コーヒーで女性ホルモンが増える」という研究報告がされたのです。
この研究に協力した女性はアジア人、欧米人、アフリカ系などさまざまな人種の方達。実験の結果、アジア人の女性はコーヒー2杯程度である、「カフェイン200mg」でエストロゲンの一種「エストラジオール」の濃度が高くなったということです。
反対に同じカフェインの量をとった欧米人は、エストラジオールの濃度が低くなったそうです。(アフリカ系の方は上昇も低下もしなかったそうです。)
この実験によると、日本人女性は、一日2杯のコーヒーで女性ホルモン「エストロゲン」を増やすことができるようです。
■ポリフェノールにバストアップ効果!?
またコーヒーに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、細胞や血液の廊下を防いでくれるので、ハリのある胸を保つことにつながります。
また、ポリフェノールはストレを解消して女性ホルモンの分泌を促す作用もあります。
これらのことから、コーヒーは胸を大きくする作用もあることがわかります。
結局、バストダウンにコーヒーは良いの!?
結局、胸を小さくしたいならコーヒーを飲んだ方が良いのか、飲まない方が良いのか、どちらなのでしょうか?
結論から言いますと、一日2〜3杯程度飲むのが良さそうです。
コーヒーが胸を小さくするのに有用だと言われる理由には、カフェインが関係しています。このカフェインにはさまざまな効能があり、抗炎症作用や疲労感の減少、解熱鎮痛作用などの嬉しい効能がある一方、体に良くない作用もあります。コーヒーでバストダウンできる可能性があるからといって、飲み過ぎは良くありません。
胸を小さくするには、女性ホルモンの分泌が抑える飲み物が有用、ということは前述したとおりであり、コーヒーを飲むと女性ホルモンの分泌が抑制される作用が起きます。
ですので、一見バストダウンしたい人にとっては、コーヒーは良さそうですが、
カフェインの場合、覚醒作用による緊張状態や貧血など、女性ホルモンを抑制するのと同時に体に良くない作用が伴うため、バストダウンのためにコーヒーを飲みすぎるのは注意が必要なのです。
一日に2〜3杯なら問題はないので、この量を守るようにしましょう。
またカフェインはコーヒーだけでなく、緑茶や紅茶、ココアなどにも含まれます。
カフェインを摂取すると胸が小さくなる可能性がありますが、以下のように体に良くない作用もあります。カフェインにはどんな作用があるのか、以下からチェックしてみましょう。
カフェインを摂りすぎると胸が小さくなると言われる理由
・自律神経のバランスが崩れる
カフェインによって自律神経の「交感神経」が興奮状態になります。
交感神経とは、体が活動的な働きをする神経であり、活動しているときや緊張しているとき、ストレスを感じているときなどに働く神経です。
交感神経が優位になると脳が覚醒するため眠れなくなったり、イライラしてしまうことがあります。よく、「寝る前にはコーヒーを飲まない方が良い」と言われるのはこのためです。
コーヒーを飲むことで熟睡できないと、胸の成長にも影響するでしょう。
自律神経と女性ホルモンはどちらも脳の視床下部でコントロールされているので、自律神経のバランスが崩れると女性ホルモンにも影響してしまうのです。
・貧血になる可能性
コーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸は、食事で摂った鉄分の吸収を妨げてしまい、血中の鉄分が減少を招きます。
また、カフェインには利尿作用があり、尿と一緒にビタミンやミネラルなどの栄養分が排出されてしまいます。鉄の一種でもあるミネラルが、コーヒーによって体外に出てしまうことで、めまいや立ちくらみなど、貧血症状を起こしてしまうこともあります。
また、女性ホルモンが働くには血液の流れがスムーズであることが前提ですが、貧血によって血流が悪くなると、ホルモンバランスが崩れたり、バストに十分な栄養が行き届かないといったことも考えられます。
・冷えやすい
カフェインには血行を促進して体を温める作用もあるのですが、飲みすぎると逆に体を冷やしてしまいます。その理由は、前述した自律神経のバランスが崩れることで血流が悪くなり、血行不良になるために起こる冷えがまず1つ。そして、カフェインの利尿作用によって体内の水分を出しすぎてしまい、体の熱が奪われるといったことも挙げられます。
・コーヒーに砂糖をたっぷり入れる方は注意
血糖値の調節と女性ホルモンも関係しています。血中のインスリン濃度が高い状態がつづくと女性ホルモンが乱れやすくなるのです。
砂糖は血糖値を急激に上昇させ、上がりすぎた血糖値を下げるためにインスリンが大量に放出されるのですが、これに伴う急激な血糖値の低下は体温も低下させます。これが砂糖の摂取が体の冷えにつながる理由です。
なるべく砂糖を控えたり、砂糖の代わりに蜂蜜や甜菜糖などを使用することで血糖値の急激な上昇を抑えることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コーヒーが胸を小さくする作用がある、というのは嘘ではなさそうですが、
だからといってバストダウンのためにコーヒーの飲み過ぎは、デメリットも多いので気を付けましょう。
とはいえ、一日合わせて3杯までなら緑茶やコーヒーを飲んでも問題ないですし、適量のカフェインは仕事の効率を高めたり、疲労を和らげるなどメリットがあるので、
一息つくときは緑茶かコーヒーを飲んでみると良いと思います。
適量を楽しみながら飲むのが、ストレスを溜めず上手にバストダウンする近道と言えるでしょう。